市販されている尿試験紙で、自分の尿をチェックした結果から、
医院へ健康診断に行くことになった。
検査した項目は、だいたい日本の一般的なものと同じだ。
ちょっと違うと思われるのは、
こちらの医師はやたらに饒舌であることと、患者はやたらに脱がなくてはならないところだ。
身長、体重、腹回りの計測があったのだが、
パンツ一枚になるように指示された。
パンツだけで、健康診断って、小学生以来だ。
現在の日本の小学校だって、パンツだけ姿にはさせないのではなかろうか?
「りすさん、こちらへ来てください、身長を測ります」
一応、個室だとはいえ、広いので、かなりの距離を歩く。
パンツだけで。
医師が直接からだを見る項目で、日本にはあまりなさそうなもの。
「ほくろ、あざチェック」
顔面、首筋、背中、胸から腹、足にかけて入念にチェック。
体中を肉眼観察されるのは、いくら医師でも緊張する。
Dr.「ほくろが多いですね~」
日本で医師にほくろの数について問われたことは一切ないので、驚いた。
りす「あの~、わたし、モンゴロイド種ですから、多少多くても平気だと思いますぅ」
と、言いたかったが、言えず、
Dr.「日光に当たり過ぎないように気をつけてください、出かけるときは日焼け止めクリームを忘れずに」
と、アドバイス。
皮膚がん罹患率の高い、白人種地域だ、仕方がない。
私が拙くわめこうと、医師の信念は簡単に変わらないだろう。
さらに、足の裏に近いほくろを見つけ、
Dr.「これは皮膚科専門医に見てもらったほうがいいね」
ということになった。
夫と知り合ってから、彼にはずっと、
「取るように」
といわれ続け、実家付近の病院に手術の予約まで入れたが、
結局私自身の意見を優先し、いままでそのままにしてきたのだ。
が、すでに皮膚がん先進国に長期滞在を覚悟した身、
健康診断のたびにほくろの件を指摘され、夫に「取れよ、とれとれ」
とわめかれるのも面倒だ。
そういうわけで、紹介された皮膚科医に行った。
ここでも、全身のほくろを見せなくてはならないので、全裸にならなければならなかった~
ヨーロッパ人が裸になるのに抵抗がないことを恨めしく思う~
医師は、レンズに電球が付いた器具で、全身のほくろを一つ一つ見ていった。
なんと、わたしにはお尻の割れ目辺りにもあるようで、このとき初めて知った!
Dr.「足のほくろ以外は、心配のないものです。足のも、とらなければならないわけではありません、あなたの意思にお任せします」
というわけだが、私の意志が反映することはなかった。
夫は来月に手術の予定を入れやがった。
他にも、別件で医院に行くことがあり、ここ1週間に何度もいろいろな医師やスタッフにお世話になった。
挨拶は握手で始まり、日本の標準よりかなり長い会話が交わされるのを見ていると、単純に「カッコイイ」と感じてしまう。
が、次に待つのはカーテンもからだを覆うタオルもない部屋で(脱衣籠さえない)全裸になるのだから(もちろん何を視るか、で違うが)なかなか日本人にはきついものもある。
「じゃあ、全部脱いでください」
と言われて、そこで、医師の目の前で次々と脱いでいくのだ~
ま、仕方がない、慣れるしかない。
シャワーして、きれいでかわいい下着を選んで病院へ行くことにしよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ac/0ed959130ba345e25c1303ff595921d3.jpg)
今日の庭。
良く晴れて気温が上がった。春本番。
医院へ健康診断に行くことになった。
検査した項目は、だいたい日本の一般的なものと同じだ。
ちょっと違うと思われるのは、
こちらの医師はやたらに饒舌であることと、患者はやたらに脱がなくてはならないところだ。
身長、体重、腹回りの計測があったのだが、
パンツ一枚になるように指示された。
パンツだけで、健康診断って、小学生以来だ。
現在の日本の小学校だって、パンツだけ姿にはさせないのではなかろうか?
「りすさん、こちらへ来てください、身長を測ります」
一応、個室だとはいえ、広いので、かなりの距離を歩く。
パンツだけで。
医師が直接からだを見る項目で、日本にはあまりなさそうなもの。
「ほくろ、あざチェック」
顔面、首筋、背中、胸から腹、足にかけて入念にチェック。
体中を肉眼観察されるのは、いくら医師でも緊張する。
Dr.「ほくろが多いですね~」
日本で医師にほくろの数について問われたことは一切ないので、驚いた。
りす「あの~、わたし、モンゴロイド種ですから、多少多くても平気だと思いますぅ」
と、言いたかったが、言えず、
Dr.「日光に当たり過ぎないように気をつけてください、出かけるときは日焼け止めクリームを忘れずに」
と、アドバイス。
皮膚がん罹患率の高い、白人種地域だ、仕方がない。
私が拙くわめこうと、医師の信念は簡単に変わらないだろう。
さらに、足の裏に近いほくろを見つけ、
Dr.「これは皮膚科専門医に見てもらったほうがいいね」
ということになった。
夫と知り合ってから、彼にはずっと、
「取るように」
といわれ続け、実家付近の病院に手術の予約まで入れたが、
結局私自身の意見を優先し、いままでそのままにしてきたのだ。
が、すでに皮膚がん先進国に長期滞在を覚悟した身、
健康診断のたびにほくろの件を指摘され、夫に「取れよ、とれとれ」
とわめかれるのも面倒だ。
そういうわけで、紹介された皮膚科医に行った。
ここでも、全身のほくろを見せなくてはならないので、全裸にならなければならなかった~
ヨーロッパ人が裸になるのに抵抗がないことを恨めしく思う~
医師は、レンズに電球が付いた器具で、全身のほくろを一つ一つ見ていった。
なんと、わたしにはお尻の割れ目辺りにもあるようで、このとき初めて知った!
Dr.「足のほくろ以外は、心配のないものです。足のも、とらなければならないわけではありません、あなたの意思にお任せします」
というわけだが、私の意志が反映することはなかった。
夫は来月に手術の予定を入れやがった。
他にも、別件で医院に行くことがあり、ここ1週間に何度もいろいろな医師やスタッフにお世話になった。
挨拶は握手で始まり、日本の標準よりかなり長い会話が交わされるのを見ていると、単純に「カッコイイ」と感じてしまう。
が、次に待つのはカーテンもからだを覆うタオルもない部屋で(脱衣籠さえない)全裸になるのだから(もちろん何を視るか、で違うが)なかなか日本人にはきついものもある。
「じゃあ、全部脱いでください」
と言われて、そこで、医師の目の前で次々と脱いでいくのだ~
ま、仕方がない、慣れるしかない。
シャワーして、きれいでかわいい下着を選んで病院へ行くことにしよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ac/0ed959130ba345e25c1303ff595921d3.jpg)
今日の庭。
良く晴れて気温が上がった。春本番。
助平親父の戯言ですね。すみません。
ただ、ほくろチェックとはいえ、自分では見えないとこまで隈なく見られるなんて・・・
心の準備が必要ですね・・・
うん、でもこちらの人に恥じらいなんてものはほぼ存在しないですから、りすさんも堂々と(?!)振舞えばいいと思います(←当事者じゃないから言える無責任発言)
私も、皮膚がん検診の時は結構細かく
見てもらったけど、皮膚科医自身が
アジア人だったし、人種による肌の違いも
分かってたみたいで、逆に安心だったですよ。
あと、どんな病院でも、結構プライバシーは
守られてて、カーテンぐらいはあるですよ。
確かに、脱衣かごはないけど…
医師の前で、一枚一枚脱いで行くって…
その時子宮ガン検診もしていただける(もちろん保険でまかなわれるので費用はかからず)ということで、あっさりお願いしたわけですが、、、
、、、
、、、そうです。
、、、子宮ガン検診、下半身何もつけていない状態で分娩台に乗るんですよね、、、
、、、そして、下半身全開、、、
、、、しかもお医者様は男性、、、
、、、日本人Haruにはとてもとても恥ずかしい経験でした、、、
、、、来年検査の際には、絶対女性の先生のところに行こうと思います(涙)
でも、その産婦人科さんは、検査室横に小部屋があって、そこで衣服を脱ぐことが出来ました。
でも、、、彼氏でもない男性の前で下半身をあらわにしなくてはならなかったのは、、、今思い出しても顔から火が出るほど恥ずかしいです。
どいつりすさんのお気持ち、ですから分かりますよ~。
日本ならお尻に穴の開いた紙パンツを支給されるんですけどねー。
上には毛布をかけてくれたけど、検査中はどうなっていたことか。(麻酔で眠ってたのでわからず)
無意識状態で裸を見られるのも結構きついっす。
手術がんばってくださいねー。
B子さんの所へ、一緒にドイツ語を習いに行った、いちご屋のにゃいです。
日記、とっても面白いです。
ブログ教えていただいてから、時間を見つけては
どんどん遡って、読ませてもらっています。
時々、突っ込み入れながら・・・
健康診断、お疲れ様でした。
郷に入れば・・・とは言え、ちょっと辛い検査ですなぁ。よくがんばったねー。
白人さんって、そんなにほくろの検査をしているのだと、初めて知りました。確かにメラニン少ないもんね。
ところで、心配なほくろと、大丈夫なほくろって
どう違うの?
というイメージがわたしにはあります。
その例外として、山男さんの存在は貴重かもしれません~
とはいえ、「では診察お願いしますぅ~」とお返事するのも・・・
パンツ一枚、まだ経験ありませんか。
ラッキーだったのか、診察項目の違いか、地方色、病院や医師の方針の違いからか~
病院に行く前は脱ぎまくる心の準備が本当に必要ですよ~
恥じらいが存在しないここの人たちって・・・
そうだな、そうですね~
ここに染まったら、大変なことになりますね。
お尻のほくろを見せて回りそうですよ~
人種の違いによる医療の差、があります~
ここの日本人向けの新聞に毎回のように
「日本人を両親とする日本人」の募集があります。
治験です。
やっぱ、人種によって、薬の利き方や量がちがうのかなぁ、と不安になります。
あ、カーテン、あるのですか!
おお~進歩的ではないですか!
医者の前で脱ぐときは、
普段の生活ではありえないくらい早く脱ぎます。
脱いだ衣類は裏返しにしたまま、くちゃくちゃになっています~
日本企業、ドイツの病院に脱衣籠を売り込んで欲しい!
あ、カーテンも!これだったら、ニュージーランドも参入できる!!!
もうすぐ、去年の婦人科検診から1年・・・
また行くのか、と思うと、泣けてきます・・・
ここの婦人科検診、日本では「人権問題」になりそうです・・・
ドイツのどこでも同じような状況なのは、
患者がそういう状況に不満を感じないからなのでしょうね~
よく、日本では婦人科検診率が欧米より低い、と報道されたのを見ました。
これは自分の健康に対する興味のなさの差ではなく、
人前であられもない姿になれる感覚の差、で受診率の差が出るのでしょうね~
でも、言いたくない「日本人女性も恥らいなくぱっぱと脱げるようになるべきだ」なんて・・・