怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

久留米はんてん

2019年01月20日 | 衣類の工夫
コメントお返事なし方針にして何年も過ぎたが、参考になる意見や爆笑する文章をくださる人たちには感謝している。
先日の義母手編みベストについてのコメントが面白かった。

ひぃいぃ~!室温8度って、冷蔵庫並みじゃあないかい??お義母さまは子供の頃からそうした生活に慣れているのだろう。
東北地方は、北海道のようなセントラルヒーティングはないのだろうか。あっても、このお義母さまにはその存在を無視されること間違いなし!

お勧め室内防寒着の情報も興味深かった。


 
この久留米はんてんに興味を抱かせるコメントだ。早速検索してみた。たとえば・・・久留米はんてん

いい品だとは思うが、購入には至らないと思う。
帰省時に買うとすると、スーツケースの場所をどれくらい取るのか怖い。衣類の購入は帰省時の大事な仕事のひとつだが、室内防寒着より優先させなくてはならない品がたくさんあるのだ。また、郵送でも送料を考えると躊躇する。綿製品でかなりの大きさがあると、高くなること間違いなし。

もうひとつの難関は夫だ。
義母もそうなのだが、夫は私の日常着にまで気にすることがあるんだ。極端に細いパンツを私が着ていると怒り出す。「そんなに痩せて見える服を着ないでください」と。
また、フリースのロングスカートを穿いていたときにも言われた。冬場の室内防寒着として日本で買ったものだ。
「変なので捨ててください」
捨てるには惜しかったので、イスラム教徒の知人に泣く泣く贈ったものだ!

また、私の服だけではなく、こんな状況でも・・・・
下は一緒に観ていた動画(正確に言うとゲームだが、ストーリー部分が非常に面白くて長い作品。ドイツでも人気があるようで、ゲーム売り場にはたいてい並べられているし、ドイツアマゾンのレビューでも高評価を得ている)。

夫はそわそわし始め、立ち上がってテレビ画面に近づき、登場人物の一人の腹巻のようなものを指差しかなりの剣幕で言った。
「これは何ですか!」
夫のいらいらしている様子が明らかでびっくりした。
「南雲君」が着ている腹巻のようなものがが気になっていたようだ。
あのぉ、これって、ただのビデオですよ、作り話ですよ、そんなものいちいち気にしていたら映画もテレビもゲームもできませんよ・・・って言ってみたかったが、そんな答えじゃあ気難しい夫には通じないだろう。
では、まともにこの腹巻の着かたについて説明できるかと言えば、私はその知識がないことに気づいた。
いったい、これ、何?人に見えるように腹巻をするのかい?あるいは腹巻ではないのか?
実際にこうして着ている人物を日本の生活で見たことがないが、テレビドラマなどではよく出ていたのでその存在は知っている。
ともかく、夫はこんな事態でも他人の着ているものが気になって仕方がないのだから、私が日本の古くからあるデザインのはんてんを日常的に着用すると気になるかもしれない。
5000円近くする品を送料やスーツケースの場所を使ってこちらに持ってきたのはいいが、夫の一言で着用不能になる可能性が高いってことだ。諦めたほうが余計な神経を遣わなくて済む。

そういうわけで、コメントくださった方々の意見でこんな記事を書けたことに感謝・・・で締めくくろう!
はんてん着られずに惜しいけど。











  


1 コメント

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爆笑しました (Pon)
2019-01-28 14:46:59
腹巻き!!
しかも「南雲くん」の、、。
りすさんの旦那さんが、日本の任侠ゲーム?の登場人物の衣装に不安な気持ち(なのか、どうか、、?)にさせられてることにものすごい面白みを感じました。
真面目にしていなければならない場面で、思い出し笑いしてしまいそうです。ああー、面白いです。
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