怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

昔の国際結婚

2014年12月12日 | アジア事情
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在独日本人仲間にいただいた書籍の一部。(デュッセルドルフに住む彼女の勤務先のお店のご利用をどうぞよろしく!)
この三冊のテーマは国際結婚だ。

近藤紘一さんもタゴール瑛子さんも昭和10年代に生まれているので、この書籍が出版された頃はまだまだ国際結婚や外国暮らしがとても珍しかったのだと思う。
古い本は、差別的な表現が多く、あまり好まないのだけれど、これらの本はそれ以上に面白いことがたくさん載っていて楽しめた。私には「内地」「外地」という言葉でさえ差別用語に見えるのだが、実際のところどうなのだろう。今日ではすっかり使われなくなっているような気がする。
インドの上流社会の華やかな生活ぶりなど、なかなか魅力的だ。彼女が住んでいた頃と現在のインド社会は変わっているのだろうか。相変わらず伝統の身分制度で職業の選択も自由ではない、とこういった情報は今ではネットで読むことができてしまう。(私のお勧めDARKNESSかなり過激な写真もあるので閲覧注意)
「サイゴンから来た妻と娘」の101ページにインディカ米について書かれてある。
やはり、慣れないうちはおいしくないのだが、しばらくすると「これはこれでたいへんおいしいことがわかった」とあり、私の味覚も決して特別なものではないことを確信して嬉しくなった。
軽い食感なので、いくらでも食べられるというところも同感。
どちらかというと欧州よりアジア地域の人々や物事に興味がある私なので、この三冊は大当たりだったかな。
しかし、これを送ってくれた比護さん、どうしてこんな本を持っているのかな、とも思う。彼女もアジアが好きなのかしら・・・お互いドイツ生活なのにねぇ、うほほ。





1 コメント

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Unknown (ちゃぐまま)
2014-12-14 00:33:08
近藤紘一氏の「戦火と混迷の日々―悲劇のインドシナ」は
素晴らしい本で開眼させられた本でした。
ポルポト政権に追われ、逃げ延びていた内藤康子さんを偶然にも救出した…という内容です。
最初の奥さんは若くして死別、ご自分も48歳で亡くなられたのです。
紹介された本は読んでいませんが、幸せな家庭を築かれていたようでよかったと思っています。
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