怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

欠けた皿

2019年03月21日 | 節約
外出先で用事を済ませた。
まだ昼まで時間があるのに、ちょいと空腹を感じたので珍しく一人でカフェに入った。普段は小腹が減るとパンを買って歩きながら食べるものだが、そのときは座って休みたくも思ったんだ。

このデニッシュ、おいしかったが私の身体には重すぎた。食べてからしばらく苦しかった。やっぱり、外食は危険だ。ちょいと気を許すとすぐに体調不良。
さて、食べ終えてからやっと気づいた。

この皿、欠けている。
2000年だったか、夫と知り合って、彼の両親(今じゃあ義両親)に逢いにきたとき一緒にレストランに行って、そこの皿が欠けていたのを激しく珍しく思ったものだ。
いまじゃあ、まったく感動しないがこのブログを読んでいる日本の人たちのことを考えると、いいネタだと思ってしまう。
家庭にもよるだろうが、ウチも欠けたりひびが入っている食器を平気で使っている。
危なくないのだろうか、とも思うのだけれど、今までそれで怪我をしたことはない。
日本も見習え、なんて思わない。きっと日本の人たちがこれを真似するとすぐに怪我をすると思う。
外食産業でこんな食器を使って客が怪我をしたら新聞記事になってしまうだろう。デリケートな日本の日本人の感覚と身体だ。
もともとの身体の機能、長い時間をかけて築き上げてきた生活習慣、気候などの違いで、単純に物事のある一部分をまねしようというところに無理がある。
サマータイム導入などがそのいい例だろうな。結局欧州も廃止の方向に進んでいるようだ。生活体力は完全に欧州人の方が上だ。弱い日本人はサマータイム変更時には体調不良者続出だろうと思う。1時間とはいえ、時差ボケが生じるものだ。

欠けた食器を平気で使えるのはけっして節約の心構えがあるからではなく、このくらいの欠損など、まったく気にならないのだろう。
日本人は気になって気になってしかたがない。私がそうなのだから。頂き物のきれいな飯茶碗が欠けてしまったが、処分する気になれずそのまま使っているが、やはり気になって仕方がない。完全でないから・・・
多少欠けてていても受け入れる心構えを外国生活では盛大に学べるものだ。わたしもまだまだ修行が足りない。












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