怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

紙カーテン製作協力

2019年01月06日 | 奉仕活動
二週間後に開催される宴会のための準備要員として私に声がかかった。
いつものボランティア労働グループのものだ。
そこの仕切り役のドイツ人Iさんは、私が器用に紙を折ったり貼り付けたりするのを見ているから、この仕事もきっと上手くやるだろうと思ったらしい。

古い本を解体し、一枚一枚をくしゃくしゃに丸めて糸で繋げる、という非常に単純な作業だった。
折り紙のように角をきちんと合わせるなどの器用さを全く求められない単純作業だった。

だが、この装飾物作りの発想は素晴らしい。欧州人は視覚的に美しく見せる方法を編み出すのが上手だと思う。
しかも、材料費は非常に低い。

使った本は7、80年ほど前のものばかりで、もしかしたら古書籍収集家が卒倒しそうな作業だったかも?
いい具合に色が変色し、色印刷でないところを使った。
印刷されている文字は、残念ながら日本語では雰囲気が出ないかもしれない、などと思えた。

帰りは、ここで新たに知り合ったドイツ人女性B子さんに車で家まで送ってくれた。
子供5人の大家族だそうで、実子は3人、あとの二人は旦那さんの連れ子だそうな。こういう家庭もゾロゾロいるドイツ。
でっかい車だったので、その5人を乗せるためか、と思ったら彼女は音楽家で楽器を運搬するためだそうな。

来週仕上がり予定のこの紙カーテン、私がその宴会を手伝うことになったら撮影して報告することにする。

下は週末のパン団子昼食。夫の好物のひとつ。
材料は私が無料で入手した売れ残りパンだ。こうやって家計に協力できるのは嬉しいものだ。

ただし、料理は義母。いつも義母。10年一緒にいても、私に昼食料理の主導権は絶対渡らない。

さて、そのB子さんに送られて家に着いたのは23時過ぎだった。
義母は私が20時以降に家に戻ると、必ずこの一言を言う。
「まあ、なんて遅く帰ってくるの!?」
または「まあ、一日何していたの!?」
出かける前には、戻る時間などを伝えておいてもこのように言うので、たんなる彼女風の「お帰りなさい」の挨拶なんだ。
いちいち、かっとなっているが、我慢我慢、家賃家賃。

いくつになっても親にとって自身の息子や娘は子供。また、その配偶者もそうなのだろうな・・・
ふうぅぅぅ・・・・・・