怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

親族のケーキ

2015年11月02日 | お菓子
応援してね!人気ブログランキングへ

義母の「ロシア風そぼろケーキ」(そぼろ、って訳に少々無理があるけれど適当な言葉が見当たらない)。
   
表面にぽつぽつと茶色く見えるのがその「そぼろ」だ。肉じゃあなくて粉と砂糖と油でできている。

脂質40パーセントのチーズとたっぷりの植物油と砂糖が材料のこのケーキ。焼き終わると義母は義父に「あなた一人で全部食べてもいいわよ」と凄んでいた。配偶者を病死させる気か・・・?

その日の午後は近所の親族の家でそこのケーキを食べることになっていた。義父は家で留守番。女の集まりには行きたくないみたい。
 
ちょっと楽しみだった他の家のケーキ。義母もちょいと張り合っている様子だし。

二種のケーキはどちらも甘すぎて、それぞれ一切れを平らげるのが大変だった。
義母は日頃から「レシピの半分の量の砂糖で焼いているのよ」と言っていたのだが、私は信じていなかった。
半分って、本当かよ、と思うくらい甘いからだ。
これで、義母の発言は本物と知った。ウチのほかの多くのドイツ人はウチの倍の甘さのケーキを毎週末焼いて食べていると。
具合悪くなるのは確実。ドイツ人よ、肉と砂糖の消費を少し減らせば医療費削減できるぞっ。