怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

怠惰な私

2015年11月11日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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台湾人友人Wさんに「大学での国際交流イベントを手伝って欲しい。いつものように台湾コーナーにおにぎりを置きたいので作って欲しい」と頼まれた。

約束どおり、おにぎり数十個を作って会場に到着すると、なぜか台湾の隣に日本国旗が貼られていた。
それは話が違うじゃあないか、と憤ってみたがすでに遅し。
他の国のグループは豪勢な料理のほかに、国の紹介パンフレットなどをそろえて張り切っているのに私の日本コーナーはおにぎりしかなかった。おいっ!!
きっと「日本を紹介して欲しい」などと私に頼んでも私が断ることを知っていたからだろう。
おおやけになる活動をほとんど避けているのは夫がそう希望しないことが理由だけれど、私自身も怠惰な性格で準備などに奔走して疲れてしまうのが嫌なんだ。
まあ、上手く騙されてしまったものだ。

メキシコ人たちによるメキシコ料理。一番豪勢だった。

こちらは中国。手前のプラスチックボールに入っている菓子はあんこが真ん中に入っていておいしかった。

インドはサモサを配っていた。あまりの旨さに撮影するのを忘れた。ブルガリアのは余り人気がなかった様子。だって、もう、ここの食べ物とほとんど同じ感じだったもの。

Wさんは毛筆で学生たちの名前を書いて配っていた。これが大うけで長い列を作っていた。

脇でぼうっと見ていた私に一人の学生が「日本も同じ字を使うのですか」と尋ねてきたので、Wさんの余っている筆で違うことを証明して見せた。
すると、私の前にも長蛇の列ができあがっていった!
中国語と日本語でそれぞれ書かれたアレクサンダーさんやイスマエルさんやアハマッドさん、その他大勢の学生たちは嬉しそうにしていた。

私のおにぎりも喜ばれた。

経費を抑えるために、白いご飯に塩だけのも作ったのだが、これもおいしく感じてくれたのかは不明。