怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

近所の様子

2012年03月11日 | 近隣の人たち
半年ほど前に撮影した写真を使ってブログ記事。
書こう、書こうと思いながらそのままになっている内容は数知れず!
「ブログ記事にしていいですか?」と許可を取った知人、友人のこともたくさんあるのに・・・

2011年10月に撮影。

この光景は2008年10月にもブログ記事にしている、「羊飼い」。
初めて目撃したときは感動のあまりカメラを持って走って近づいたものだが、次第に慣れてくると、普通の光景になってしまう。

おや?羊飼いの兄さんは同じ人物だが、犬の色が違うぞ。
2008年に撮影された犬は、すでに引退か亡くなってしまったのだろうな、当時もかなり疲れていた様子だったし。

さて、以下は近所の酪農家の牛舎の様子。
寒い時期は窓を閉め切っているのだが、暖かいとこのように観察できる。

人が来るとうれしいのか、こちらに顔を向けて愛想を振りまいているように見える。

意外なことなのだが、この牛舎、汚い。ドイツというと、何でもきれい、って先入観が、私にもいまだにある。

この牛たちは前出のヤギや羊のように時々外を散歩することもなく、生涯をここで繋がれたまま過ごすのだろう。
乳牛の悲惨な一生は検索するとたくさん出てくる。
私は「健康のために牛乳をたくさん摂取しよう」という考え方には反対なほうなのだが、
何しろ、乳製品ですでに何世紀も生きている地域に暮らしているものだから、しかも、その食文化にどっぷり浸からざるを得ないドイツ人主婦との同居だから、一日の摂取量は日本の日本人より高くなってしまっている。
義父など「アジア人には乳糖不耐症が多い」と半ば軽蔑したような口調で言うことがある。寒冷地の貧しい食文化に誇りを持ちすぎた結果が他民族への八つ当たりかい?
ちなみに、私の愛読サイトを紹介。「生活習慣病を予防する食生活」

牛がかわいそうだから牛乳や牛肉を摂取しない、とは私は言わない。「稲がかわいそうだから米は食べない」って発想にも繋がるだろうから。
こういう運命の動物もいるのだ、ってちょっとあきらめないと、人間生活をやっていけないのかも。