猫額亭の洋間の床が大分汚れてきた。絨毯は毛足がなくなり、端っこはめくり上がり、亭主がけ躓く有様だ。
築30年を超したんだからしょうがない。
外壁は、家の中から汚れは見えないので、ペンキ屋が何十回と塗装工事の催促に来たけれど、先送りしているうちに諦めたようだ。
今から家の内外を取り繕ったって、明日おさらばかもしれないので無駄な出費になる。
だが、たまの来客が床を見た挙句、視線を泳がすのが申し訳なく、まだらに汚れたワックスの剥離と塗り替え工事を依頼した。
さて、問題は工事の段取りである。
なにしろ「猫額亭」と気取るほどの苫屋なので、作業は1日でできる面積だが、家具やらなんやら人生をかけて集めたガラクタだらけ。
先ずそいつらをどけ、ざっと床掃除をしなくてはならない。それをどういう順序で行うか、だ。
で、業者くんと相談した結果、2日に分けて作業することになった。亭主は2日間、外出を控え、昼食は台所でレンジ飯という次第。
動かせる棚の後ろは、綿埃や赤黴・青黴が凄いことになってるだろう。
埃まみれの1万円札が出てくるなんてことがあればいいんだが.......。
この際思い切って断捨離をと思うけれど、生まれつきケチで優柔不断なので、当日までに決行できないだろう。
家具什器ガラクタの並び替えパズル。段取りを考えるだけでもゲッソリしますな。土壇場になって、工事を頼んだことを後悔しております。
そういう取りこみがあり、パソコンの置場がない場合は、林住記は休業いたしますね。さぁ、どうなるかだ。
写真はわが猫額亭......ではなく、そろそろ築100年になる入間市旧石川組製糸迎賓館です
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