東北新幹線の開業1周年を迎えたJR東日本。
大声で「行くぜ、東北。」と天下に号令している。
この号令、「絆」や「がんばろう日本」よりも流行らせたいね。
全段新聞広告は単刀直入。
飾ったところは全くなく、意表を突いて誠によろしい▼
そして号令を補足する文章が5行ある。(6行目は開業1周年を迎えた、と言っている)
はじめてかもしれない。懐かしいかもしれない。
待っているひとがいるかもしれない。新しい出会いかもしれない。
同じ大地に住んでいる。レールがぼくらをつないでる。
そこには、会いたい、知りたい、話してみたい、東北がある。
もしも、そう思っているなら。いま行かなくて、いつ行くんだ。
う~む、ビューッと来ますね。
詩情と旅情に東北への連帯感が加わり、気分は前向き、新幹線になる。
この5行は、あの「遠くへ行きたい」や「いい日旅立ち」に通じるものがある。
そしてJR東海の「そうだ京都へ行こう」に負けていない。
そうだ、かつらぎ町のシンガーソングライターまっちゃんに歌って貰おう。
あの「クリスマス・イヴ」に負けないようにね。
この新聞広告を見て、森生は「ぽかぽか東北の温泉」に行きたくなった。
待ってるヒトがいなくても。
特集「行くぜ、東北。」HPは楽しい。
この年末年始、三界に行き場のないご同輩にお勧めします。
写真は商売仇「JAFMate」12月号の表紙などから、無理に連結しております。ごめんなさい。
「クリスマス・イヴ」は、JR東海のCM「クリスマス・エクスプレス」のBGMでした。
行き先、間違えないでね。
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