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林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

今日は何日何曜日?

2010-03-12 | 病院巡り

歯医者の診察予約日をまるまる一週間間違えたばかりなのに、心臓内科の受診予約日を忘れていた。
手帖に記入しておいても、それを毎晩毎朝眺めても、忘れるものは忘れる宿命なのである。

今度はしっかり覚えていた。前の晩には保険証ほかを用意していた。しかし予約した日は昨日だったのである。
否、この言い方は違うな。昨日を今日だと確信していたのだ。......これもヘンかな、ここんところ整理がつきません。

あ、そうそう、「お色気特集」を聴きながらクスクスしているうちに、????.......、あれ木曜日なのにヘンだな、と......。
手許の新聞で確認したら、あんれま、今日は金曜日だった!、というワケ。

歯科は一週間の間違いだった。心臓内科は一日の間違いである。ボケが改善したのか進行したのか分らなくなった。
時間の経つのが早くなり一日分飛ばしたようです。や、そうじゃない、赤ちゃん並みに一日が二日に相当するのだ。

担当の若先生は週一勤務。ヤクは今日で切れる。特別に診察なしで処方してもらい、来月の診察日を予約した。
ナース女史に「次は忘れないで下さいね」と念を押されたが、来月は来月の風が吹くわぃ。そんなヒマがあったら、前夜、当日朝、一時間前にテルホンコールして下さいねっ。

............おおそうだ! これこそニュービジネスになるのではないか。高齢化社会のビジネスチャンスだぁ。
計算に明るい方、検討してね。


夜の始め

2010-03-12 | 知ったかぶり

 高峰三枝子さんの方が宵、と思ふ方はこちらをどうぞ。→「

気象予報士は気象庁の指図に忠実に従い、「宵のうち」という情緒ある日本語を使わなくなった。
そして「夜の始め頃」という締まらない言い方をするようになった。

気象庁は「宵のうちでは曖昧だから夜の始めにする」という屁理屈をつけた。
しかし代わりの「夜の始め頃」だって曖昧なことに変わりは無い。

気象庁HPにある「時/時に関する用語」などを読むと、アタマはどんより曇り空になってしまう。
そこで、問題の「予報用語の改正について」という報道資料を覗いた。
この資料の「2.見直しのポイント ○時間帯に関する用語」によると、

         00時~03時 「午前3時頃まで」を「未明」に
         06時~09時 「朝のうち」を「朝」に
         18時~21時 「宵のうち」を「夜のはじめ頃」に

言い替える(=ろ)としている。しかし、これも曖昧である。
未明や朝は寝ていたり朦朧としている時間帯だから脇へどけておき、ここでは「夜のはじめ頃」を問題にしたい。

大体「夜」は何時から始まるのか。
冬至の頃なら16時から夜であり、夏至の頃なら19時からである。
曖昧さを避けるなら、16時、18時、19時などと、具体的な時間を指し示すべきである。

別に予報など無くても日が長くなった。
手袋や襟巻きが必要とか、洗濯にいい日だとか、余計なお節介は止めて、具体的で正確な予報に努めて欲しい。

予報士と局穴の喋々喃々とは異なり、猫額亭の頭上は、一向に晴れない。
まだ寒く、3日経っても雪が残っている。

薀蓄です。
宵待ち草の歌詞は一番が竹久夢二で、二番は西条八十です。.......多分。


日本辺境論のはじめに

2010-03-12 | 拍手

      スウィーツではなく、国宝「金印」です。

評判が高い「日本辺境論」をゆっくりじっくり舐めるように読んでいる。
話し言葉で書かれた読み易くとても面白い本だが、森生の知識が足りないため、1頁に何行もの読み飛ばせない文言があり、なかなか先へ進めない。

           

 ・もたもたうじうじひそひそ自民々主党。

 ・まぁまぁなぁなぁもやもやと先送り棚上げしてきた核密約。

 ・責任者がいない空港需要デタラメ予測。

 ・南京を反省しアメリカを非難しない東京大空襲

 ・成り行き任せで沈黙する相撲協会。

           

直近のこういう現象を不思議に思っていた。
しかし僅か70頁までを読んだだけで、何故こうなるのかを大分理解し納得できるようになった。

とにかく面白く懐が深く、なかなか先に読み進められない。
水増しツィッターのような「林住記」を読んで頂くより、この本を読んだ方がトクです。

書評は沢山ありますが、とりあえず二つご紹介します。

           ・週間朝日09年12月25日号の書評

           ・新潮社の養老孟司談

また、著者である内田樹先生のお話しも。

東洋経済の「著者内田樹氏に聞く」

 

この本の「はじめに」は、林住記の前書きにぴったりで、嬉しくなりました。
全部読み終えたら、感想が書けなくなりそうな本です。


小島喜八郎小展

2010-03-11 | 色めがね

                                      

小島喜八郎先生の没後3年になった。
山越えでスーパーへ行く道にある飯能市観光案内所で、小島先生の懐かしい水彩画を展示していた。

休日の吾野駅

立葵のある風景

井上酒造

これらは、生前、先生が飯能市郷土館に寄贈した作品のほんの一部の由。
展示した作品は約20点。全てを郷土館で展示して欲しい。個人蔵も含めれば、大回顧展になるだろうに。

赤い小屋のある風景

中郷バス停

雪の大通り

わが猫額亭にも1点ある。
顔振峠の梅の絵だ。大切に仕舞っておいたが、取り出した。

梅咲く顔振峠 

○個展は終了しました。


八幡さまの大銀杏

2010-03-10 | 遠い雲


八幡さまの大銀杏が、今朝の雪と強風で、根本から折れてしまった。

母の妹が八幡さまの近くに住んでおり、幼い頃、母に連れられよく通りかかった。
長い巨福呂坂を下り、裏八幡から境内を抜ける道は、石段が短く楽だった。
八幡様は何もかも綺麗で賑やかで大好きだった。

小学生になると近所のガキたちと巨福呂坂を越え、八幡さまの源平池まで足を伸ばし、太鼓橋で滑って遊んだ。海水浴は大将に従い八幡さまの境内を通り抜け、若宮大路を通過し由比ガ浜まで歩いた。
中学生から高校生の頃は、友だちに会いに行ったり、市内の映画館(3館もあった!)に行く時によく下を通った。
あの頃の大銀杏は天高く聳えていた。

その後は「あんな俗なところは」と、境内にある県立近代美術館へ行くことがあっても大銀杏を仰ぐことは無くなった。
3年前、「林住記」に写真を載せるため数十年振りに大銀杏と再会した。

舞殿や本殿は不必要に輝き、大銀杏は無残に枝を切り払われ小さくなり、石段は磨り減り、子どもの頃はあんなに賑やかで華やかだった境内はみすぼらしく見えた。


倒れた大銀杏は脆く、意外に小さい。
こんな大銀杏は見たくなかったが、これも現実。

懐かしいものがまた消え失せた。大銀杏の無い八幡さまへは行きたくない。
故郷はまた遠くなった。

上2枚の写真は岩波写真文庫「鎌倉」から。
下は朝日新聞3月10日夕刊から。


里山シンポジウム

2010-03-10 | 床屋放談

多峰主山と天覧山は、他所からハイキングに来る人が多いのに、よく整備されて歩き易く清潔である。
それは山の周囲に、進んで塵を拾い歩く人、道や土留めを修理する人が何人もいるからだ。
車が入れる道路が無いのも荒廃と塵投棄防止に役立っている。

この一帯を、大地主である西武鉄道が「飯能西武の森」として整備を始めた。
役所や大企業が行なう「整備」は大金を投下し業者を潤すだけで、却って環境や景観を破壊する不安もあるが、この山系では大丈夫かもしれない。
それは、ボランティア団体が進化した「展多の会」というNPO法人が見張っているからだ。

西武鉄道が宅地開発を断念したのは不動産不況のためだろう。
お役所同然のUR都市機構が美杉台に続く丘陵地帯で大造成工事を継続しているのとは大違いである。

しかし、開発中止をしたままでなく、企業の森林公園として整備する方針に転換したのは、宅地開発に反対してきたNPO法人「展多の会」との長年にわたる緊張関係があったからでもあろう。
東京電力が所有する尾瀬ヶ原のように、企業イメージを高めるために有効と判断したこともあるだろう。
また植林に社員家族を大動員したのは、社員の帰属意識を高めるためだったはずだ。

先日、飯能市役所で開催された「里山づくりシンポジウム」に行ってみた。
主催者は飯能市、はんのう市民環境会議、飯能市林業振興対策協議会である。

亀山章東京農工大名誉教授の講演は分り易かった。
飯能住民が明治時代に本多静六を招き、その提言を実行していた史実に吃驚した。
自然環境調査報告では、埼玉県では絶滅したと見られていた種の発見がったそうで、嬉しくなった。
原稿棒読みの市幹部氏以外は熱い発言が続き、時間超過で討論ができなかったほどである。

意見を述べた一人は多峰主山で知り合った人だった。山で遇う時には見せない迫力で、「人々がさまざまなことを始めているが、話し合い、整備方針を決めよう」、との提案に大賛成です。
この人は、よれよれの森生が吉祥草をほんの少し移植したのを知り、若い力で大量に移植した人だ。応援したいね。

日和田山で埼玉県と日高市が実施したウッドチップ舗装は、維持修繕費が予想どおり続かない。
道を自力で修理していた先輩は、西武社員から登山道のバリアフリー化案を聞かされ呆れていた。
アロエやマリーゴールドを移植する人もいる。全く手を加えないことが里山保全だ、と誤解している人も多い。

雑多な意見を調整し適切な方針を定める人が、棒読み幹部氏ではなぁ.......。
やはり展多の会を中心に西武鉄道や市が加わり、時々、多峰主山常連のじじばばの意見を聞いて欲しいですね。

展多の会の主な活動は、今のところ、谷津田の復活、ビオトープ作り、野山遊びなどのようだ。
今後は是非、多峰主山と天覧山の山系全般の監視観察と提案をお願いしたい。

この有意義な会には他の市の住民も来ていたが、日高市の住民を見かけなかった。市職員に関心が無いのは諦めているが、議員や環境団体の人くらいはなぁ..........。
官民共に井戸の中の蛙は冬眠中だ、と思いながら時々覗いている「野良の風・街の風」を確めた。
流石に横山氏は参加していて、詳しく真面目な報告がありました。良かった。ご覧下さいね。

写真は「展多の会」が主に活動している谷津田跡です。2月23日に撮影しました。 


べた雪

2010-03-10 | 高麗便り

雪は結局10センチくらい積もった。
今度の雪はべた雪のため、樹木に被害が出た。

土手に移植し、背丈を超える高さに成長した椿が、3本も折れ曲がってしまった。
雪融けを待って、救援作業をしなければならない。

西武電車は雪による倒木で不通である。
鎌倉の八幡様の、実朝暗殺を見た大銀杏が雪で倒れたそうだ。

この分では多峰主山の杉や檜も折れたり倒れたりしているだろう。
雪国の人からは笑われるだろうが、もう雪はタクサンです。

10日10時頃の雪景色です。


ジンジャーミルク

2010-03-09 | 知ったかぶり

雪の降る夜はジンジャー・ミルク。 

血行を良くし身体が温まる生姜がもてもてだそうだ。
生姜ならスーパーで生姜湯の小分け袋粉末を買い、冬中飲んでいるが少々飽きてきた。

大評判の生姜を熱湯を入れて飲むだけでは、男の沽券に係る。
グッチ祐三氏も創意工夫料理を売りにしている。
......で、新しい料理を工夫しました。

湯呑茶碗に粉末を入れ、熱湯の代わりに冷たい牛乳を注ぎ、よく掻き回してからレンジでチン。
たった2分で、ん美味いジンジャーミルクが出来上がる。
材料はよく釣り合い不具合は全く無しです。

だが、冬中飲んでるのにマスコミが騒ぐような効果はありません。やはり今夜は酷く冷える。
既に薬石効無き身体になってしまってるのかも。

........しょうがない。

このバヤイ「生姜牛乳」のやうな野暮ったい言い方はヤメです。
メーカーに少し文句がある。色んな粉末生姜を試したが、甘過ぎ。砂糖を半分に欲しい。


早春譜

2010-03-09 | 歌の翼に

初夏のばか陽気があったのに、今日はばかに寒いなぁ。
それでもさんしゅゆは、線香花火のような花を健気に開いた。

それにしても高麗の春は寒い。
あれっ、また雪が.......。

早春譜

 このあと、積もりはじめた。夜の内に雨になればいいが.......。


湖水地方の早春

2010-03-09 | 高麗便り

毎朝、湖水地方の美しい写真を眺めている。
ピーター・ラビットが棲む湖水地方の風景写真を、日替わりで載せているHPです。

いま、湖水地方は雪融けの季節のようだ。
3月7日は「a trip the Yorkshire Dales today, this is river Ure Hawes...........」とあり、続けて「川面には不思議なモノがある」と書いてあり、美しい早春の川の様子を楽しめます。(毎日更新で過去の写真の探し方が分りません

湖水地方は雪が多いが、どことなく高麗の里に似ている。特に3月7日の川は巾着田を囲んで蛇行する高麗川に。
.........ただ似ているのは風景の骨格だけ。家や道や大量の看板など、住民がこの20数年で付け加えたモノは大違い。  

湖水地方は彼岸花で売り出した巾着田とは異なり、世界的に有名な観光地らしい。
宿や食堂は充実し、観光客が地元にどっさりカネを落とす仕組みが、さりげなく出来上がっているようだ。

日高市は、観光客を呼び込み、カネを落とさせようとチマチマ見当違いな投資をしている。市民には美醜を見分ける眼力が無いようだ。
湖水地方と高麗の里が、何故こんなに違ってしまったのかを、みんなで考えてみましょうね。

ところで、下は湖水地方のHPの番地です。ここから湖水地方をあちこちできますよ。

http://lakelandcam.co.uk/

▲このHPは、長らく他所で暮らし、最近、巾着田のほとりに戻ってきて巣穴を作り、
巾着田を眺めている白蔵主と自称する女狐さんから教えて頂いたものです。
ピーターラビットの資料館が東松山市にあります。

上の写真は絵を除き全て同HPから転写しました。
▼巾着田入口にある鹿台橋から最近写した高麗川です。


合格おめでとう

2010-03-08 | 床屋放談

リッパな(否、リッチかな)お父さまとお母さまのお陰で、学習院初等科に合格したボク。
おめでとう。でも、女の子には優しくしてね。

ばらした宮内庁も、学級崩壊を隠蔽する学習院も、どっちもどっちですね。
あ、そうだ、麻生クンも卒業生だったな。


オ前ハ猫デアル

2010-03-08 | うわごと

猫の贅沢な餌が発売された。商品名が「懐石zeppin」とはね。

  国産こだわり具材をトッピング。
  鰹節やまぐろ節を丹念に練りこんだ深みのある味わい。

の由。いやはや。
ウチなんか朝から猫めし食ってるのだ。............これ、食ってみようか。

猫には猫めしかナマの鼠で充分。
猫にやるくらいならマグロもカツオもシラスも貝柱も禁漁にしよう。

いい食事をしている猫社会は既に春機発動中だ。
夜な夜なギャアギャアと迷惑である。

庭を通過するだけなら許せるが、置き土産の雲古の臭いこと!
しかも乱闘になり、植えたばかりの苗を蹴散らす。

飼い主には猫撫で声で甘えてるのだろうが、恋の夜は凄まじく、近所メイワク。

投げる石は猫ではなく鉢や車に当たる。
家の中でモノを投げつけようと構えるが、モノが財布だと投げるもんかと動かない。

ペットボトルも猫除け剤も効き目がなく、ゴムパチンコを探してます。
猫を傷つけると器物破損罪だが、ヤツラこそ不法侵入安眠妨害罪だ。

猫の死体を見つけた。
いつも庭を無断通過し人を馬鹿にする猫でだ。
ざまぁ見ろと思ったが、目に点く道端にある。
外傷はなく猫インフルエンザか。

市役所は即座に片付けてくれた。偉いぞ清掃課!
春先になると猫の死体処理依頼が増えるそうだ。
恋に夢中で交通事故が多い由。
猫好きは去勢避妊手術をし、猫を外に出さないようにして欲しい。

               

春の猫は季語である。
恋猫、猫の恋、春の猫、うかれ猫、猫の妻などがあるようだ。
時々覗いてみる「季語別俳句歳時記」から面白い5句を選びました。

  その後は 反目しあふ 猫の恋(高橋 あゆみ)

  結界の なかりしことも 猫の恋(.稲畑 汀子)

  黒白を つけてやりたし 猫の恋(池田 充子)

  この上は 死ぬの生きるの 猫の恋(高橋 将夫)

  猫の恋 一途といふは うとましき(中条 さゆり

以上は150余句中のほんの一部分。お暇なら覗いて下さいね。

ゴムパチンコ、見つかりました。「レトロなおもちゃショップ」です。
猫に向けないように、と言われそうですが、懲らしめてやってやろう。



鰹と猫の絵は「日清ペットフード社」の新聞広告全段1頁の一部分です。
2匹の猫の絵は大森兄弟合作随筆「春を呼ぶ頃」(朝日新聞)の挿絵で、松永真さんの作品。

一番上は、市内の有機農業実践家・横山氏のブログ「野風・街風」から借りてきた猫です。


有害鳥獣大掃除

2010-03-06 | 高麗便り

日高市が「4月は大掃除月間だ」、と今年も定めて、回覧で報せてくれた。
「日高市環境衛生推進協議会」が司令塔らしい。市役所に問合せ先などを尋ねると市役所内某課が事務局だった。
協議会には専従事務員も何も無く、市内各ご町内の区長という顔役さんがぞろぞろと会長副会長に名を連ねていた。

  ・大掃除は年3回と定めているが次は何月か知りません。昨年と同じでしょう。
  ・会長副会長への報酬は、市からは「多分」出ていないはずです。
  ・日高市環境衛生推進協議会の活動は、回覧を年3回出すだけではないでしょうか。
  ・観光客が殺到する巾着田曼珠沙華祭前大掃除などは考えたことありません。

以上が、迷惑そうな回答だった。でも、

  ・互いに仕事を作り出す、助け合いとオモテナシの心。
  ・オロカな住民に掃除の仕方やマナーまでを教えてくれる親切。
  ・伝統行事をいたずらに改変せず、次の年に伝える持続力。

.........等々は誠に尊い姿勢というか市政でありました。

そして同じ回覧板に、わが日高市と隣りの飯能市が別々に「有害鳥獣捕獲」を実施するお知らせもあった。

  ・飯能市は2月27日~3月28日。(多峰主山系では既に実施中だ、クワバラクワバラ)
  ・日高市は3月16日~5月15日。
  ・捕獲方法は両市とも罠と銃器。

鳥獣に市の境界は無い。飯能が攻めれば日高に逃げ込み、日高が追えば飯能に逃げる。
有害鳥獣にまで及ぶこの優しい心遣い。いまに「有がい」鳥獣になるよ、きっと。

なお有害鳥獣とは、日高市では猪と鹿。飯能市は猪と鹿と猿とハクビシンです。
知人の確かな目撃情報では、カモシカと狐。森生が実際見たのは兎、鼬、狸などです。数年前には熊が出没した。

どうです、ほのぼのと牧歌的な「まち」でしょ? 日高市は埼玉県ですよ。
あ、こんなイヤミな森生は、捕獲されて処分されるかもね。


ネグレクト=育児放棄

2010-03-06 | 重箱の隅

埼玉、奈良と痛ましい幼児虐待死事件が続いている。
原因や対策はアタマのいい人が考えていると思うが、森生も少し考えた。

朝日新聞では「育児責任放棄」のことを「ネグレクト」と言うんですね。
新聞記事では「ネグレクト(育児放棄)」と書いている▼。
なんだかとってもオシャレな流行のようで、「そんならウチでもヤッタロー」、と誤解するバカフーフが続いているのではあるまいか。

首切りや解雇や人員整理のことを「リストラ」と言うようになった。
最新の経営努力をしているかのように、世間を欺ける言葉だから、経営者にとっては都合がいい。だから広告で成り立つ新聞や放送に定着したことは、分らないでもない。
けれども「ネグレクト」は誰のトクになるのだろうか。

「ネグレクト=☆@#△to=育児放棄」と書いてくれれば、国際的な購読者に少しはなれると思う。
しかし、「☆@#△to」はどういう綴りなのか。また、本来の意味を知りません。
それで「negrect」で電子辞書で調べた。

..............旧式のせいか《該当語なし》だとさ。

以下は、つい一言。
児童虐待を見逃した役人や周囲は、親権や個人情報を言い訳に持ち出すようだ。
育児義務を放棄した鬼親にそんな配慮は不必要ですね。
厳罰を科しましょう。