林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

子沢山

2008-09-21 | あらら!

 

少子高齢化が進む町。狸の夫婦は子沢山。男の子ばっかり。

だけど、子狸が酒徳利とはマズイよね。躾けはどうなってんの?

お父さんとお母さんは、もう、風呂に入ってるようだった。

(お断り=記事はフィクションですからね)


俳優募集

2008-09-21 | 拍手

劇団四季」の新聞広告(9/2朝日朝刊全15段)に感動した。
そうだっ、と思ってすぐ、ダメだ、と諦めたけど。

「人生を生きる感動を届ける芸術団体」、は当たり前だが、創立55周年、所属員1200名の生活を支える「経済団体」、と言うのがいい。

しかも、永年のご愛顧に応え前期の経常利益の40%、全入場料の5%を値下する由。偉い偉い。こういう決断と言い方、大賛成です。

さらに広告では歌手・俳優を募集している。この手の広告は初めてだろう。
毎度売れないCD業界も是非、値下、(高嶺)歌手募集をお願いね。

埼玉県には蜷川幸雄さんが率いる「さいたまゴールドシアター」という素人劇団がある。
団員紹介頁が面白いです。
だが現在こちらは団員募集をしていないようです。残念。

なお広告によると、劇団四季出演者の収入状況は、
主役(45歳、参加13年目)年間150ステージ・・年収1600万円、
アンサンブル(24歳、参加4年目)年間195ステージ・・年収430万円、だそうで.......。
「アンサンブル」とは上手いね。


失言太郎

2008-09-19 | 床屋放談

   
          

                      
金持太郎がまた問題発言だとか。
ラジオでタセヤスヒロ氏が、誰だって言うじゃないか、そんな揚げ足取りをしてると、政治家はモノが言えなくなる、と擁護していた。
タセ氏は自民の有力政治家と個人的に親しいようだ。これまでの放送を続けて聞いていると、そう受け取れる。

確かに誰もが言ってしまう。床屋ではね。
だが、金持太郎は以前から失言放言妄言が多い失言太郎だ。次の首相かも知れず、誰もと同じではないのだ。

自分の立場を弁えて、

  岡崎安城市民にはお見舞い申し上げます。
  名古屋だったら街が大きいのでもっと大きな被害になった恐れがある。
  都市防災にも配慮をせねば。

くらいの言い方が出来ないものか。

金持太郎は、支持者の前でマンガチックに強がる性向があるようだ。
あの歳でマンガに理解があるのは素晴らしが、国の代表者の脳味噌がマンガで出来上がってるのでは情けない。

ノナカ氏が金持太郎に怒っている。原因はノナカ氏の出自に対する侮辱発言だったらしく、ノナカ氏は、身命を賭して金太郎を阻止する、とTVで言った。
大いに期待したい。

タセ氏を心配させないように、揚げ足を取られ易い政治家は沈黙して貰おう。不用意な発言で本筋を外れた大騒ぎは迷惑だ。
そして沈黙する政治家は政治家ではないので、政治家を辞めてくれ。

それにしても、国内外に多事多難のとき。自民総裁選挙の馬鹿馬鹿しさはどうだ。まさに今が政治的空白ではないか。
自民が数日徹夜して決めればいいことを、何日間騒いでいるのか。
街頭演説なぞ交通妨害だ。選挙運動は党内でやれ。

マスコミの興味本位報道の所為で、分り易い金持太郎期待が高いようだ。
それに対抗するのが、何が何でもの一郎君ではね。仮に政権を取っても、逆ギレで直ぐ投げ出すだろう。
金持太郎では失言放言妄言の連発で、政策論議などそっちのけになるだろう。
ああヤだヤだ。

突然ですが、日銀総裁はまるで貧乏恵比寿に見える。
縁起が悪いね。


言い訳

2008-09-18 | じゃじゃ馬馴らし

呆れられてしまったのである。
8月29日の記事で、文芸時評が面白かった、と書いたら、突っ込まれちゃったのである。肝心の小説を読みもしないで、と。

「林住記」は、自分勝手に面白がったり、怒ったりして楽しんでるいい加減で無責任なブログです。アタシは自分を客観的にみることが出来るんです。(しつこいね)
備忘録代わり、呆け防止、暇つぶしに書いていて、商売は抜き。たまたま読んで下さった方が、ふん一寸面白いな、と思って下されば望外の幸せ、なんでした。

いつも読んで下さる方ならご了解済みと思いますが、森男には、広告や本の腰巻(所謂オビ)だけ読んで、批評する悪癖がある。何しろ先を急いでますんでね。
本文を読まなくても、そこは亀の甲より年の功、おおよその中味は察せられるのだ。

そもそもあの記事は小説を批判したのではなく、文芸評論の技を絶賛したんでした。
シッカリ読んで頂き、次に続けた記事を見ればお分かりかと.......。
確かに題名を批判した部分はあります。
だって、「ちへど吐くあなあな」や「教師BIN☆BIN★竿物語」と並べてあれば、つい一言いいたくなりますもん。
まぁ、斎藤美奈子先生がイケナインです、と責任転嫁しときますね。

「ちんちんかもかも」という言葉は知っていた。但しスケベな意味合いがあり、大っぴらには使わない言葉だ、とあの記事を書くまでは思ってました。(今でも)
多分どなた様も同様のはず、とはどなた様に対して失礼でしょうか。
でも3種類の字引では必ずしもそうではなく、全うな日本語であり、「へえ~」と驚いた、と記事末には書きました。

その辺の機微を作者がご存知ないとしたら、日本語を扱う専門職として呆れたもんだし、当然ご存知ならケレン味たっぷりで、したたかなもの。あんまり賛成しませんが、新しい人だからいい根性してるのかもね。前途は有望です。

斎藤先生はこの作品を、今更ほのぼの日常系もねぇ、と評している。
森男は、今時の若者が修羅場をくぐる前から、癒されたり和んだりして、何かと言えば心のケアを持ち出すのは、如何なものかと思っていた。
だからこの小説は読む気ありません。この態度、バカの壁。

コメントを下さった名無し様は生真面目なお方らしい。
ちゃんと小説を読んで正しく評価し、斎藤先生と森男の無知と独断に呆れておられる。
どうもスイマセンでした。だけど、斎藤先生と同類に扱われて少し嬉しかったのでした。
ご批判は有り難く、厳粛にに受け止めます。でも、悪い性格今更直せない。「林住記」の営業方針を変えるつもりはありません。

う~む。この小説はどうも上等品らしい。
だから粗筋のご紹介と着眼点や長所などを、ご自分のブログに発表して下さいね。
それを読んでから、問題の小説を読むかもしれません。

あ、それから、まさか例の8-6チャンネルでけしかけてはいませんよね。
一時、閲覧数が激増し(大袈裟)、グーグル検索の1番に出て、ドキドキしました。
まだ心臓ヒクヒクしながら、この記事投稿します。


横着キムチどん

2008-09-17 | あらら!


サイタマの雀たちは銀座の路地裏で手頃な食堂を探して歩いた。

横着な昼食見本があった。空の食器だけである。
一昨日ギアナ高原から帰ったばかりの韋駄天氏が、オモシロそう、と言う。

ヤだけど入ったら、豚肉キムチ丼900円は美味だった。
昼飯は見かけによらぬもの。

なお、実物は店頭の見本とは異なり、
丼は無く、お皿は丸型でした。


入院のご挨拶

2008-09-17 | 先輩のお言葉

 

 アタシは自分自身を客観的に見ることができる。あなたと同じなんです。

で、偏屈へ古稀鵺爺さんのブログの方が「林住記」より格段に優れてる、と認めます。
可哀相なくらい苦労してるんですが、爺さんの「たはごと」には敵わない。

暫く更新が途絶えていた。最新記事がいつもと様子が違う。
読み進めると、癌治療のため3ヶ月入院し...........と恐ろしいことが淡々と、しかも諧謔味を潜ませて書いてあった。福田さんのたわごとより驚いた。

爺さん口癖の「30過ぎると」、お互い一寸先は闇。政界以上である。
爺さんは計算すると「古稀」にはまだまだだ。
だから絶対帰って来ると思う。必ず帰ってきて下されぇ。

ブログは閉鎖せず、息子さんに管理を任せるらしい。
最新の記事は重い。しかし、これ以前の記事は愉快です。

へ古稀鵺爺さんの鵺、いや間違った、癌退治と復帰を心から待ってます。

▲お見舞いは女郎花。女子高生からじゃなくてゴミンなさい。
悩んだけれど結局この記事、投稿しました。「たはごと」をご覧下さいね。


銀座でときめく

2008-09-16 | あらら!

銀座の女性はみんなキ・レ・イ。飯能銀座から来ると目がチラチラするぅ。
最後の恋がしたい。ハートを射ってくれぇ。
.........ふんっ、対象外



よろよろと街を歩くとキングコング!中に娘が?千載一遇のチャンス!

こらっ、シッシッ。

 

キューピッドは小肥りさんのご案内です。


夢のかけら

2008-09-15 | 色めがね

 

ジミー大西クンの「夢のかけら展」を観た。
場所は銀座三越。東京の真ん中だ。

若い頃、あっ今でも若いか、「アホのジミー大西」で名を売ったけれど、芸能界を引退して、今や押しも押されぬ画伯に変身した。
夢のかけらなんて、ご謙遜もいいところである。

鮮やかで賑やかな作品はなかなかステキだった。
鼻歌が聞こえて来るような明るい絵に、元気を頂いた。

最近陶芸にも手を出してるようだが、こちらは作品がまだ小さいせいか、ニキに敵わない。
だが、今後に期待できる。何しろ岡本太郎に褒められたんだから。

TVに出てた頃は、みんなにいびられて、少し悲しそうな顔をして笑ってたけれど、会場の写真は随分イケメンになっていた。
会場は女性客が満杯だった。

今回の古典は画集出版記念の由。
関連商品がドッサリ並び、結構売れていて、目出度し目出度し。

                        

                         ▲絵葉書は「作用」ジミー大西画。 


琴線

2008-09-15 | 林住期

9月5日の朝日夕刊に掲載された谷川俊太郎先生の詩です。
思い当たることが多々あり、琴線に触れたので、写しを投稿しました。

もう一つ。
8月23日朝日朝刊に載った落合恵子先生の随筆「積極的その日暮らし・その、子」からです。( )は勝手に加えました。

 (机の上の)写真の女の子は、昨年の夏に亡くなった母である。
 在宅で介護したおよそ7年。降り積もる疲労と焦燥に息を詰まらせたこともあった。
 が、いまになってみれば、あんな風に充実した日々とはもう二度と出会えないかと
 思えるほど、充実した緊張感があった。

 幾度となく訪れた危機を自力で乗り越え、母は自然に最期の時を迎えた。
 .........生けるものがこの世に遺せる最後のものは、いまわの際まで生き切るという
 そのプライドなのではないか........。
 詩人長田弘さんの詩の一節が、写真の中の女の子の唇のあたりと重なる。

 母を見送った日から心にできた喪失の洞は、わたしが生きている限り丸ごと抱き
 しめていく。それがわたしにできる、悲嘆の「克服」の形だと思う。
 そう、「克服をしない」という「克服」のありかたをわたしに教えてくれたのも、この女
 の子だ。


フランスのホンネ

2008-09-14 | 重箱の隅

  

「画家と庭師とカンパーニュ」で気になったことがある。

1.フランス人の日本人蔑視(?)

「魚は身体にいいので魚をよく喰う」、という庭師に対し、画家が「お前は日本人みたいだ」とからかう。
画家は「バカにするな」と言い返す。

勤めていた頃、パリ駐在部から東京に帰って来る社員に聞くと、フランスの人種差別は相当陰湿で、明らかに日本人を差別していた由。
最近、マンガ他日本のサブカルチャーがフランスに浸透しているそうだが、田舎ではどうなのか?

サルコジ大統領夫妻は、日本が嫌いのようだ。

2.口利き

庭師の娘婿が勤務先のスーパー閉店で失業する。「再就職が難しい」と画家にこぼすと、庭師が庭で作業中に、画家は電話1本で就職先を世話する。
フランスにも「口利き」があったのだ。
豊かではない庭師は「一生恩に着る」と言っていたが、一般的にお礼はどうするのか?
大分県の先生方じゃないけど、興味がある。

その他、村の葬式に参列しないと、「村八分」になるのだった。

3.身分(階級)差別

幼年時代から貧しかった庭師は碌な教育を受けられなかった模様である。
また、医療も相当不平等のようだ。
庭師の容態を心配した画家が、大病院の懇意な医者のところへ連れて行くが、庭師は支払いを相当心配していた。
日本の医療制度の方が平等なのだろうか。フランスの医療事情を知りたい。

友人がフランスの有名ブランドの東京支社に勤務していた。
フランス人の支社長の社員に対する尊大さに、度々憤慨していた。
森男の姪はフランスの銀行の東京支店に勤務していたが、同様のことを言っていた。

  

以上はこの映画の欠点では無いが、気に掛かったことである。
そして、持ってるはずの「クラリネット協奏曲」が、まだ見つからない。