林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

さるすべり・百日紅

2012-08-27 | 高麗便り

日高市役所と巨大なセメント工場の北側に、通行量が少なく、市内でいちばん立派な道路がある。
いま、街路樹にしたさるすべり(百日紅)が満開になった。

炎天下、歩く人は誰もいない。いつも、誰もいない道。
デヴィ夫人東国原氏が出稼ぎに来た巨大パチンコパーラーや蕎麦屋に行く人なら知っている百日紅並木である。

道路が終わりかけたところ、ざわわな夏草の中に、知る人ぞ知る蕎麦屋「百日紅」はある。
この店は昼飯時は混んでいて、なかなか蕎麦にありつけない。

もの凄い蒸し暑さに堪らず、車を出して満開の百日紅並木を撮りに行ったら、百日紅は開店直後だった。
幸い駐車場に空きがあったので早い昼飯に。

十割蕎麦(800円)は、野暮な森生には、前歯で噛み切らないと喉を通らない腰の強さだ。
蕎麦つゆは好みの味だった。

だが、薬味は長葱と大根おろし。実は山葵の方が好きである。
また、漆塗りの箸を使っているが、蕎麦が滑りやすく、間伐材有効利用のためにも、割り箸にしていただきたい。

蕎麦屋としての外観はかなり侘しい。けれど蕎麦は優れている。
店内は外観より趣味が良く、年嵩な店員には愛嬌があり、お薦めできる蕎麦屋です。

この道路の交通量が少ないのは、直ぐ途切れて隣接する坂戸市に繋がっていないため。
噂では某市議がいち早く計画を察知し土地を安く取得。その後の用地取得交渉が、値段が折り合わず行き詰まっているためとか。
沿道は肥沃な畑地だったが、資材置き場や開発待ちの草地が増えています。

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