母が使い古した箪笥から冬の肌着を出し、今朝から股引を穿き始めた。
今朝は締めきっていた居間でも12度だったので、外は多分2度か3度。この冬いちばんの冷え込みである。
そもそも昔は、股引なんぞは眼中になかった。いわゆる伊達の薄着である。
もっと昔、小学4年生の頃は、貧乏のどん底だったので長ズボンがなく、冬でも半ズボンだった。
半ズボンだと、風呂に入るとヒビが入った脛がヒリヒリと滲みるんですね。
今の子どもたちは栄養満点で、そんなことはないだろう。
あの頃は誰もが貧乏だった。
懲り懲りだったけれど、年月が全てを浄化しているようで、後期高齢者にもなると懐かしささえ感じる時がある。
もう一度やり直せたら、と思うのかなぁ........。
頻りに昔のことを想ひ出す今日この頃であります。
そこで1首。
股引や古き箪笥のナフタリン なほあまりある昔なりけり
161212
ここ数年前から、薄手のタイツを、真冬は厚手のヒートテックのタイツを履いています。寒さには無理をしないことにしています。
ズボン(今はパンツが一般名称のようで)の下に履く下着は子どもの時に比べると、呼び方が横文字になっただけでなく、材質も暖かくなる素材を使っているので、そんなに着こまなくても済むようになりました。
寒い時のズボンの下に履く下着は、子どもの時は、“ズボン下”と呼んでいましたね。私の記憶では“股引”は大人の履く下着っていうイメージです。まあ、そのような年にはなっていますけど。
薄手で膝下までのズボン下は穿いていましたよ
脛に瘤があったので 短い下着にしていたんです
今も 脛まである靴下は穿いておりません
股引を なかなか穿かないのは事実です 例年12月に入ってからです
股引は他人に見せるものではありません 無理はしないほうがいいですね
ところで
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