林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

拍手さい彩

2006-11-27 | 高麗便り


拍手さい彩

[かにや]を贔屓にしている。
商品、店員、店舗、みないい。

だが、お菓子の名前が「ダサイタマ」。
これまで、このブログで2回からかってしまって、ご免。

端唄の会へ何を献上するか、悩んだ。
花束はキザだし、予算もあるし、楽屋に何人いるかも分からない。

森男は進物を選ぶのが好きだ。
冬至の日の手土産に、かぼちゃと柚子を持っていって、大喜びされたことがある。
固いものが食べられなくなった高嶺者に、柔らかい煎餅を差し上げたこともある。
飯能市の山奥の名栗農産物直販場で、ルバーブジャムを発見したこともある。
鳥羽の「あおさ」は軽くて香りがよくて安くて増えて、これも人気がある。
マカロン」はお隣の姫たちに跳びはねた。

日高市の特産品にしたいが、うど(独活)ではなぁ。
巾着田に物産館を造る前に特産品を開発しなければならない。

池袋の巨大百貨店の災害対策本部のようなギフトセンターでお歳暮の品を選ぶ人の気が知れない。
結局、かにやで選ぶことにした。

清潔な売場に、気が利くけれどおっとりした店員。
何よりも、見本のカケラが食べられる。
昼飯前の森男は、ドラ焼き1個分くらいは試食した。

いいのがあった。
ヘンな名前だが、端唄の会への差し入れとしては最適な名前だ。名前は、

       「拍手さい彩」。

用途を言ったら、華やかな包装紙にしてくれた。
こういう機転が[かにや]のいいところだ。

ダサイタマ県の自称は「彩の国」。これを入れてある。
味もいい。
値段は一寸高いが、美人の前では「見栄」ってものもあるんだよ。
かにやの菓子にはヘンな名前が多い。
だが、「拍手さい彩」は見直した。

冬の菓子でお奨めの新製品は「雪のおくるみ」だ。
旨いし、香りがいいし、外観と名前がピッタリだ。
この冬は雪が多そうで、よく似合う。


雪のおくるみ

おまけ。
「ケンキ」という人気が続く菓子は、埼玉「県旗」のこと。国体開催年開発。
「あばれんぼう」という菓子は女優の左幸子さんご推薦。名前は悪いが品物は上等。
菓子の名づけは、社長ではなく、菓子開発担当者の由。

ルバーブジャムは、名栗農産物直売所にあるが、販売意欲希薄。
北海道富良野のものにリンクした。


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