鎌倉市の市民は、環境保護主義者が多い。
環境を壊した新住民に、特に多い。
納期遅れで有名な劇作家や、仮装政党を作っている平仮名の精神科医が、現在感情的な指導者の模様。
杉檜林の間伐や下刈りをすると直ぐ通報され、市役所がすっ飛んで来る。
林は茂るに任せ、倒木は自然に朽ちさせればいいそうだ。
知床半島みたいだ。
母の従兄弟の長男に聞いたが、屋敷から道路に張り出した古木の枝を伐ろうとすると、必ず抗議されるそうだ。
通行人の上に落ちたら所有者責任を追及するくせにね。
母の従兄弟は名月院の近くに杉林を所有している。
随分前だったが、間伐しようとしたら、反対運動が起きて、NHKTVにまで引っ張り出された。
山林所有者としての言い分を述べたら、市民から環境破壊の大悪人にされた。
それ以来、杉林は放ったらかしだ。
最近、市から一旦伐採して、新たに小苗を植林せよ、とのご指導があったそうだが、現当主は、市の要請を受けるつもりはない。
森男もいずれ移住するつもりで、少し土地を所有している。
樹木が大きくなって、落葉が飛んでくるから、木を伐れという。
伐採を手配したら、枝振り良く伐れと言う。
自分たちは環境を買った、環境はこの林だ、林は残せと言いながらだ。
森男は、林を売った覚えも、貸した覚えも無いね。
劇作家は土地を寄付しろと説く。
カネたっぷり稼いでるんだから、あんた買い取って、市に寄付しろよ、だ。
先生方、ナショナルトラスト運動を知らなかったら、格好悪いよ。
小地主だけを苛めないで、鎌倉式のナショナルトラスト運動を、推進したらどう?
鶴ヶ岡八幡宮の裏山を宅地造成すると聞いた小倉遊亀さんは、「古都保存法」の成立を促した。
小倉さんは円覚寺の近くの浄智寺の谷戸に住んでいた。
宮崎峻監督は所沢市の「トトロの森」に私財を投じた。
円覚寺の環境・景観破壊が凄まじい。
現管長は鎌倉の環境・景観保護に積極的な姿勢を示している。
しかし、各塔中の墓地拡張、駐車場拡張、樹林の伐採には目を瞑っている。
葬式商売・観光商売最優先だ。
円覚寺で一番眺望のいい場所は、国宝の釣鐘がある場所。
ここの弁天堂に茶店が出来た。茶店から、向かいの谷戸の東慶寺が見渡せる。
もっと良く見えるようにと、周りの大木を何本も伐採してしまった。
境内の小路や坂道は、車が走行し易いように、コンクリート舗装した。
各塔中だって家族の生活や葬式商売があるから、舗装はやむを得ない。
しかし場所柄を考えた工事にすべきだった。
管長にそのセンスがあれば、いくらでも知恵は結集出来たはず。
前管長のように、ブランド力を利用して、資金だって集められたはず。
先生方や、市民運動家たちは、苛め易いところだけ叩く。
肝心のところには無関心。
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