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林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

月がとっても青いから

2007-09-25 | 林住期

  

8時過ぎに、隣の団地に住む潜水艦(昨年9/14)艦長氏から電話があった。
月がとっても青いから、公園で会おう、と。

ぎょぎょっ。
艦長さんは元気とはいえ、爺さま。
いいのかなあ。

そういえば、今夜は中秋の名月。
艦長さんは東京の友だちから電話があって、気付いたそうだ。
屋根の間からのお月見では味気ない。渡したいものもあるし、と。

昼間の熱気は乾いた北風に変わり、夜は爽やかである。
月は何故か縦長の楕円形! いよいよ目がダメになったらしいな。

            

艦長さんは少し酔っていた。
故郷の神話を纏めたそうで、是非読んでくれとの話だった。
やっと出来上がって気分は最高。ブログの勧めには聴く耳持たず。

月を入れて二人の記念写真を撮りたい、とデジカメを持って来た。
満月を入れるために公園の階段の上に森男を立たせ、階段下に三脚を付けたデジカメを置いて、脚を伸ばさず地面に腹ばいになる。...........?
あらら、犬の雲古がありますよ。

三脚は壊れたままで、二脚になっている由。
弄りまわしたけれど、セルフタイマーの使い方が思い出せない、と艦長さんは焦る。
森男もよくあることで、非難はできませんね。

そのうち、電池が切れたらしく、全く動かなくなってしまった
艦長さん、激しく落胆。

来年の中秋の名月がありますよ、と慰めておいたが、来年は晴れるだろうか、元気だろうか...........。
何か七夕みたいになってきた。熱海の海岸かな。

            

頂いた力作は驚くなかれ、題名が「天皇家と日本国」である。
う~む、困ったなぁ。これ、読むのかい?

猫額亭に来てもらい、車で送ると提案したが、艦長さん、

          ♪ 月がとっても青いから、遠回りして帰ろ............。
   
                                       
  
   ▲挿絵は氏原忠夫。「にっぽんいろは絵本」より。                                 



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4 コメント

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お月見 (anatagaitiban)
2007-09-26 01:23:46
駒田さん! こんばんわ!☆彡

なんだか いいですね~!
そういうのって、憧れちゃいます。
月が青いから、今から公園で逢おう!だなんて・・・
いくら渡したいものがあったにしても、
お婆さんにはできないかも?!
私もお爺さんに  なりたいなぁ~。
なんのこだわり無く、思うが侭、行動に移せたら
もっと、もっと いろんなことに気づき、視野も広くなるだろうに・・・?!
きっと、駒田さんも 意外に?「ブログ林住記」の辛口イメージ?とは違った日常をお持ちなのでしょうね??!
そのお誘いに快く答え・・・お爺さんも駒田さんだったら乗ってくれると(笑?)確信して受話器をもったのでしょうね!
いいな~!
とりあえず、うちも 息子とおだんごを作り ススキを取ってきて、デッキでお月見夕食と寝ながら月見をしてました。まだらな雲に囲まれながら、
いいお月夜でしたね!
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家無き爺 ()
2007-09-27 12:26:03
いらっしゃいませ。

夜歩きは風流でも、優しさでもありませんね。
爺達には三界に家が無いのです。

既に家計は実質的に支配され、押入れも箪笥も奥方のもの。

精神的にも、場所的にも、物理的にも、肉体的にも、どちら様もanatagaitibanさまなのではないのでしょうか。

嗚呼。
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教えてください。 (anatagaitiban)
2007-09-27 17:30:11
こんにちわ!
駒田さん! 私ね、馬鹿過ぎて、わからないのですが、
お爺さん達には、場所がない。 って事なんですか?!
私達、お婆さんや奥さん達に場所を占領されてしまってる。ってことなんでしょうか?!
anatagaitibanさま って?
反省すべきところは反省したいし、参考にしたいので、
噛み砕いて、もうチョットだけ、わかる様に教えてくださいますか?!
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暴走するのは爺様の勝手 ()
2007-09-27 20:46:08
そう。
爺様たちには居場所が無いのです。

奥様や婆様が占領したというのは考え過ぎ。
爺様たちは勝手に居場所を無くし、彷徨い暴走するのです。

だから、反省する必要は全くありませんよ。
反省すべきは爺様たちです。

それに、奥様や婆様が居るべきところにどっしりと構えている方が、世の中ま~るく納まる。

敷島の大和の国は、神話の頃からそういう国です。
男尊女卑なぞ、表面的でアメリカンな観察ですね。

まだ読んでいないのですが、今売れている「暴走老人」という本には、どうもそういう事を書いてあるらしいです。(違うかも)

「anatagaitibanさま」とは、単なる駄洒落。お宅さまの事を指してるわけではありません。大体、全く知りませんからね。

森男の悪癖が出て相済みませんでした。
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