林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

高麗蔑視

2006-09-14 | 高麗便り
新しい友人に誘われて、飲み会に参加した。
年齢はばらばらで、土地っ子もいれば、森男のような流れ者もいる。

森男はこの際gooブログのセールスをしようと、意気込ん参加したが、話題はアナログ。
でも、実に楽しい、新しい友人たちでした。

話題が地鎮祭・高麗神社・高麗本郷と展開したら、意外な話が土地っ子から出た。

子供の頃、飯能辺りでは、高麗本郷は朝鮮人だから、嫁を取ってはいけない。

勿論、この土地っ子氏は、そんな偏見は持っていない紳士です。
それで思い出したのは、隣の団地の名前を募集した時に、ある市会議員が、

「高麗」ではイメージが悪いから、別の名前に

と発言し、大方はその意向に沿って、「武蔵台」という詰まらぬ名前に決まった。
森男は内心不満だった。
高麗という字は難しくて子供が書けない、なんていう馬鹿な意見は予想していたが、高麗のイメージが悪いなんて想定外。

日本文化は朝鮮半島の影響下にあった訳。
朝鮮人の当地への移住は1,200年以上も昔のこと。
高麗に因む苗字は、高麗ずばりの高麗神社宮司はじめ、駒井・駒野さんも多い。
しかし、現在の当地には、朝鮮風俗は全くない(と思う)。
いま、あちこちにある「将軍標」は、観光活性化のために、最近建てたものだ。

森男は、韓国・北朝鮮は嫌い。

竹島と、大統領と首領様の愚劣な発言と、尻馬に乗る愚かな反日民衆と、ヨンさまの明眸皓歯が不愉快だからだ。

でも、それ以外の朝鮮半島や、知人の在日には、悪い感情は全く無い。
「高麗」という字句には良いイメージさえ持っている。

あの国の人々に対する蔑視と反感は、明治以降の教育と、最近のあちらの日本に対する態度と、事なかれ主義の日本政府と、マンネリ取材のマスコミによって生み出され、増殖したものと、考えている。

お互いもっと、よく知り合う必要がある。

高麗のイマ。
下の写真は、巾着田の入口。彼岸花は開花前。長雨で、仮橋工事も中断。
手前の切り株は、通行人の邪魔になるからと、ご親切にも伐採した大木のもの。


リード

2006-09-14 | 重箱の隅

飼い犬の首紐を、近頃は「リード」ということになった。
[武蔵丘陵森林公園]には、「ドッグ・ラン」という犬のための施設がある。

日清製粉は、神奈川県鎌倉市の七里ガ浜を、犬が走り回るTVコマーシャルの放送を中止した。
視聴者から、「犬の放し飼いを助長する」という指摘に、対応したためだそうだ。

ハイキング名所の多峰主山の山道で、猛スピードで走ってくる犬に逢う。
大型犬だと、ギョッとして、枯枝を拾って身構えてしまう。

後を追ってきた飼い主に注意すると、

「うちのワンちゃん噛まないから、大丈夫」

という答えが返ってくる。

そりゃあ、飼い主には噛まないだろう。噛まれたら、余程舐められている。
でもね、チンコロならいいが、大型犬では走ってくるだけで、恐ろしいんだよ。
なにしろ、森男はみなりが悪いから、犬には怪しく見える。

愛犬家には、犬が可愛いあまり、周囲が見えなくなってしまう人(7/29「お犬さま」)が多い。
人間さまの癖に、愛犬に癒されるなんて言ってるのは、情けない。

鎌倉あたりの住民は、何事にも一言多いから、放送中止になった。
この辺の住民は大人しいから、森男一人が猛犬になって、噛み付いているのです。

潜水艦

2006-09-14 | 林住期

ボランティア仲間で、最近急速に親しくなった人のお宅へ行った。
その人は年齢的にも、何もかも森男の大先輩である。
 
この人は、以前から郷土史をワードで書いており、スキャナーを使い図版を沢山載せて、読みやすく工夫している。
「林住記」も慣れない写真を自分で撮るより、スキャナーで他人の画像を取り込む方が手っ取り早く、出来上がりも良いのでは、と考えた。

先輩もブログを始めてくれれば、操作方法について、家が近いから相互に助け合える。
ブログを始めれば、郷土史発表も出来る。ワードから乗り換えるかもしれない、という狙いもあった。

作業部屋に入って仰天した。
これぞ男の隠れ家だ! 潜水艦の操舵室のように、座ったままで何でも間に合う。
しかし大分混雑していて、誤操作で沈没する恐れもありますがね(潜水艦は既に沈没してるか)。

森男はこれが理想の部屋だったのだ。(9/11「山荘」参照)
奥方にとっては頭痛のタネかもしれないが、男の子と爺にはこれが必要なんだよ。 この狭い空間で、男どもは解放されるのだ。

                      なお写真は森男宅のものです。先輩より、ちょっと綺麗です。
                      goo blog の商談は、脈あり、でした