旧市内に住む友人のお宅のお稲荷さんが完成した▲
作った人は大工ではなく、祠作りが趣味の人。元電気技師、現宮大工だ。
実は、もっと雑なものかと思っていた。
今朝、神主さんが竣工式までやったそうである。
心がけが違う。だから、一家は伸び盛り。
このお宅には、良寛、定家、蓮月尼など仰天ものの掛け軸がある。
ここだけの話、印刷だよ。でも、下手な本物より、心意気を感じるね。
近所の偉人(アンチク先輩)と一緒に、直会に招かれた。
流れ者で余所者の森男は、本当に嬉しい。
趣味の宮大工は材料選びに苦労したそうだ。
野晒しにするので、安物の木材では直ぐに暴れてしまう由。
木の年輪は60才以上、素直な育ちでないとダメ。
耳、痛いね。
偉人は植木植人・金魚養殖・骨董収集・灯篭絵付・気儘百姓と多彩な人物だ。
骨董品は家中に充満しているらしい。
糖尿だから、そろそろ「ガラクタ整理」をするつもりだそうだ。
珍品には戦前のコンドームがある! 銘柄は「春雨」!
宝籤券もあるという。
整理整頓にはお手伝いに行きたい、と申し出た。
外は寒いが、暖かい日だった。
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