朝日新聞毎週金曜朝連載の「街魅(み)シュラン」が3月26日で終了した。
関東地方各都市の特徴や魅力や問題点などを指摘し、存在感、わくわく度、住み易さ、期待度の4項目各5点満点で採点した面白い記事だった。
最終回のまとめは以下のとおりです。
・都市の魅力は個性に尽きる。個性に乏しい街には愛着が湧かず行きたくない。
・だが最近の都市は没個性化が著しい。どこもかしこも駅ビルに、高架歩道、.......。
・大都市に較べ知名度が劣る周辺の市までがそうなってはつまらない。
上位になった4市1区は以下のとおりです。それぞれ合計得点は同じ14点でした。
・・・神奈川県鎌倉市、同小田原市、千葉県市川市、同柏市、東京都江戸川区・・・
・鎌倉、小田原、市川市は歴史を大切にし、無理な開発をしない共通点がある。
・子育て支援の江戸川区、路上ライブ年中行事化の柏市は、行政と住民が協力し魅力創りに取り組む。
・街の個性とは、その地の刻んできた歴史、育んできた文化、住民の価値観の総和だろう。
・それが今、大きく変動し始めている。
わが「清流文化都市・ひだか市」は記事にしなかったようだ。
それなら森生が採点してみよう。但し市中央の高麗川地区、東部高萩地区は殆ど知らない。だから市の西部に位置する高麗地区だけです。
文化はよく知らないが歴史は充分。山川と里の景観は現状ならまだ自慢できるので「存在感」は4点。
四季の変化を一人で楽しめるが、魅力的な行事が無く「わくわく度」は3点。
買物が不便。予算不足を理由に住民サービスが貧弱。市民の声が行政に届かず「住み易さ」は1点。
環境と景観を保護するどころか、むしろ破壊を促進しているので「期待感」は0点。
合計は8点だが、「存在感」や「わくわく度」は急速に減点している。
しかし市政を壟断している市幹部や有力者なら、「わくわく度」や「期待感」に高得点を付けるだろう。
今のところ、ご先祖さまからの遺産は大きいので、当分の間住民サービスが乏しくても、合計10点も可能だろう。
市民はもちろん、巾着田をはじめ高麗の里に来られた方々にも採点して頂きたい。
そしてガヤガヤ話し合いたいですね。
話は突然変わりますが.........。
「自治体の財政を監視しよう」と全国で講演している城西大学伊関友伸准教授が4月4日に日高市で講演する。
伊関先生の講演は4年前に聴き、内容の濃さ、面白さ、迫力に驚嘆した。
無料、予約なし。主催者側会員の勉強発表会は退席可の由。
お花見は会場の裏に桜並木でもできるので、参加をお勧めします。
詳しくは「野良の風 街の風」をご覧下さいね。
「街魅(み)シュラン」の筆者は岩中祥史という出版界の人。
著書に「都市の通信簿」がある由。
「清流文化都市ひだか市」は数年前まで使われておりました。流石に使うのが憚られるようで。
岩中祥史(株式会社エディットハウス)
筆者の方からコメントを頂くとは......
恐縮至極です
あの記事は とても面白く 全て拝読したつもりです
「勝手に街みしゅらん」期待しております
その際は是非 わが日高市を取り上げて下さい
そうして コテンパンに書いて下さい
わが町を愛すればこそ のお願いです