林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

それでも山道

2009-07-28 | 高麗便り

▲買物帰りの高嶺者夫妻。これから長い坂道が始まる。

国道に歩道を設けても、スーパーへ徒歩で行く買物難民は山越えの道を選ぶだろう。
国道経由では団地内を入れて長い上り坂を往復3回上るが、山道なら2回で済むし、国道は排気ガスをまともに浴びるからだ。

どっちみち辛い往復だけれど、まだ山道の方がいい。
問題は出来たばかりの山道が荒れてきたことである。ぬかるみが残り、雨水が土を流し、道はガレ場と化してきた。草も茂るし、夕方以後は不気味だ。

ヘタな写真で坂道が坂道に見えないけれど、先ずは現場写真です。

▼団地の頂上。ここから山道に入る。右は多峰主山へ。



▼団地頂上へ行く中央通りも、長~い坂道だ。



▼入口から少し下り、泥濘を避けて歩く。



▼今年は刈り払われている叢の平坦な道。



▼ここから長い下り坂が始まる。



▼急な坂道は雨水が浸食し、小石がごろごろ。



▼急坂が終わると、道は水が乾かない。

▼暗がりで道祖神が迎えてくれる。

▼旧渓流に架けられた古い石橋を渡る。

▼西武車庫の陸橋に着いて、ほっとする。

▼ようやく平地に出たが、火葬場裏、車庫脇の道を更に歩く。

▼飯能観光案内所、百円ショップの先、最奥が終点のスーパーだ。

    この山道は、渓流沿いの昼なお暗い道だった。
    西武が車庫・車両検査修理工場を建設する際に出た残土で埋め立て、フェンスを作り、
    その内側にコンクリ製の大型側溝を敷設した。

    この辺の山は殆ど全てが西武の所有地である。
道の両側は、例年雑草が生い茂るが、今年は西武が刈り取ったらしい。

この山道の利用者は全て日高市民だが、山道は飯能市に属している。
飯能市が補修や舗装をする筈がなく、同様に日高市が飯能市の山道を手入れすることも考えにくい。市は市政に関心が無い団地住民には冷淡だ。

そこでどうするか。ただいま準備中です



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
買い物難民面白かったです (アトリエK)
2009-07-31 10:53:41
一連の買い物難面白かったです。似たような言葉で、限界集落(65才以上が半数で機能が果たせず消滅のおそれ---)が朝日に出ていました。似たような集落は多磨団地、二子坂戸団地、都留舞団地、歯と山団地など30年以上を経て、世代交代も無く、賑やかだった過去を思いながらの集落かと思います。
 何か、先生のご見解と将来の展望あれば記事にしていただければ。
返信する
しばらく (森生)
2009-07-31 22:41:41
アトリエKさま

いらっしゃいませ
面白がられるのも困るんですが 楽しんで頂けてサイワイです

見解や展望はあるんですが いい写真が撮れません
あとしばらくお待ち下さいね

結論から言うと 巡回販売車を地元の商店に起業して欲しいのです
ただ一直線は無理で それまでにいろいろやっておかなければならないことがある と思ってます
返信する

コメントを投稿