雨上がりの午後。飯能市の外れにある「あけぼの子どもの森公園」へ行った。
丘陵に抱かれた公園には、見事なあけぼの杉がずらりと屹立し、住民には「ムーミン公園」の方がとおりがいい。
「あけぼの杉」も、昭和天皇が愛した和名より「メタセコイア」の方が一般的で残念。
丁度紅葉の真っ盛りだ。頬を打つ冷たい北風に黄金色の風花が舞っていた。特に紅葉の今と、新緑の頃がいい。
以前から入口から覗くだけだった「ムーミン屋敷」に、やっと、初めて、うきうきと立ち入ることができた。
寒い日の午後。いつもより少ないとはいえ各階には歓声を上げて走り回り、家具設備によじ登る子どもたちがいた。
床は段差だらけ。螺旋階段があるは、隠し部屋があるはとわけ分らん。設計図を見て見たい。
カラダを捩り腰を屈めながら薄暗い屋敷内をおっかなびっくり探検。じじぃも幼児に戻って興奮させられたよ。
屋敷は危なっかしい構造の建物である。でも、ここでは軽いケガなら構わないと思う。
汚れていた外壁を塗り替え、木橋を不思議な外観の橋に変え、池に落ちる段々滝を新設した飯能市に拍手。
立ち去り難いムーミン屋敷を出て、入間川沿いの阿須運動公園へ。時にはこういう広い景色もいい。
西には武甲山ほか秩父連山を一望し、木の葉越しには恐竜の背鰭が見えた。
嬉しい時は危ない時。広い駐車場から出る時、うっかり縁石に乗り上げガリガリッと凄い音。
修理を覚悟したけれど、外見では何ともなかった。
以上、指先がかじかむほど寒かった、師走の一日(はんにち)でした。
121203
冬になると赤茶けてしまい枯れているのかと…毎日のように行くホームセンターとスーパーの真ん中に居る彼を軽んじていたことを反省…
確かに春の新緑の時期は爽やかで瑞々しい葉の色で楽しませてくれ、夏は格好の木陰を提供してくれていました…秋から冬の葉の色の赤も枯れているのではないとわかって安心しました…
あけぼの杉君に明日謝りに行きます(*^_^*)
ものしらぬはじははじなりしかれどもしるよろこびにきづくうれしさ
この公園のあけぼの杉には 時々 会いたくなります
昭和天皇は お目が高かった と思います
内親王に パパママと呼ばせるご一家とは 覚悟が違いますね
あけぼの杉(メタセコイア)については 過去記事をご覧下さいませ▼ リンク先のブログも
http://blog.goo.ne.jp/rinjuki/e/47839f2196c5ecccef362b23f1817765