林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

山頂の結論

2014-04-18 | 林住期

多峯主山は癖になる。
新緑はますます鮮やかになり、空気は乾燥し、山歩きには最適である。
数日前に、10カ月ぶりの山でへとへとになったのも忘れ、早起きして、また多峯主山に上った。


頂上で休憩していたらご同輩が続々上がってきた。

大猪君はげっそり痩せ、向こうから声をかけられて気が付いた。
森生と同い年の金時じぃは、西側の岩場をカクシャクと上がって来た。何と山深い子の権現でも奉仕の山仕事もやっているとか。


  やぁやぁ生きてて良かったねぇ、太ったんじゃないの?
      おれ、癌が再発してね、腎臓を一つ摘出しちゃったよ、ほらでかい傷跡でしょ。

  蕨っ窪の林の手入れを冬中やっていた。寒くなったらまた再開するからおいでよ。

蕨っ窪とは初めて聞く地名である。常盤平の先の雑木林を左に折れて入る「秘境」らしい。


その後、4~5人が到着。なんとなく知り合ったので名前は知らないけれど、顔だけはしっかり覚えていた。
それでも、午前組では猫じぃや短波じぃが最近来なくなった由。


有間峠の三つ葉躑躅見物が議題になった。
今が見頃だ、いやあそこは北向きで寒いから来週だ、月末じゃぁお終いよ、と侃侃諤諤。
結局、地元っ子・金時じぃの裁定で、来週行くことになった。

行くかぃ?と誘われたけれど、脚が縺れ、息が上がる現実は厳しく、来週じゃとてもムリ。鍛え直してからでないと。

えへへ、来年ならね。

 

140418



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