彼岸花が咲いている頃は、人と車がごった返し、一年中でいちばん醜い巾着田へは近寄らない。
街からやって来た見物客で溢れる高麗駅にも行きたくないが、駅裏の臨時土産店へは行った。
去年駅裏で土産品を自作販売している土地っ子のご同輩から、今年も栗を出してるよ、と声を掛けられたのである。
きのうは夕方行ったら売り切れだった。
今日は昼過ぎに行ったら既に売り切れだった。
今年は不作ではないが、栗がよく売れてるらしい。
ご同輩は恐縮し、小袋だけれど......、と言いながら小さい袋を二つ下さった。
だが親戚や暑中見舞いをくれた先輩には、もう一回り大きい袋で送りたい。
明日は大きいのをよけとくよ、とご主人。凄く嬉しくなり、我が家の渋皮煮用も含めて5袋予約した。
街のイナカモノでごった返している高麗駅には行きたくないが、駅裏へは明日もまた行かねばならない。
渋皮煮にするとき、栗は鬼皮剥きが面倒だ。
ウチでは4回茹でて鬼皮を柔らかくした後、大型の毛抜きで剥いている。この方法なら割にラクだ。
渋皮は鬼皮を剥いたのを3回茹でると、ひとりでに剥がれてくる。
渋皮が剥き易いという新種の栗「ぽろたん」が長野県の栗の町・小布施では売られている。
国営放送土曜朝の、喧しいイリタおばアナが、中継報告していた。
栗ご飯ならいいけど、本当は鬼皮が剥け易い栗が欲しいんだよ。分かってないねぇ。
渋皮煮は大量の砂糖が必要である。国産の栗は中国産に較べて甘みが薄いのではないか。
これも何とかならないか。
なお、高麗の栗は利平栗が主な品種で、ぽろたんはまだです。
予約した栗は農協を通さずご同輩の実家直送のため、ガス燻蒸をしていない。
だから栗の中で虫の卵が生きている。直ぐ茹でることが大切です。
110926
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