退院後初めての診察日だった。
午後一番の予約だったが、気が急いて早くに出かけた。
血液検査と心電図検査を、昼食前に済ませておきたかったからでもある。
3日前から、実は憂鬱だった。
動脈瘤の後の痛みが消えた代わりに、下腹部全体が少し痛むようになったばかりか、ここ数日、腹が膨れ、胸がつかえ、呼吸が止まった感じがしたりしていたからである。
もしかしたら.........、と思うと暗~い気分になっていた。
午後、先生は聴診器で心臓の音を調べたり、心電図や血液検査の結果を診たり、パソコン画面を詳細に点検して、
全く問題は無い、下腹部の痛みは徐々に消えてゆくはず。
と聞かされ、ほっとした。どうも、気の病に罹っていたようだ。
主治医の先生は、今までくれていた胃や食道や十二指腸の炎症を抑える薬の他に、ピロリ菌を抑え、胃の粘膜を保護する薬を追加してくれた。
本筋を外した不具合に、何か申し訳ないような気がした。
次回は3月6日。採血、レントゲン検査、エコー検査などをするそうだ。
この巨大な病院では、患者は全てコンピューターで管理されている。
その仕掛けはなかなか面白そうで、迅速に物事が処理されるが、高嶺者にとっては慣れるまでが大変であろう。
職員は親切で、うろうろしていると直ぐ助け舟を出してくれる。近頃の百貨店ほかのサービス業は見習うといい。
◎◎◎
病院外の薬局で薬を貰うと夕方だった。
広大な病院内をくまなく探検しようと思っていたが、かなり疲れてしまっていた。
病院内のスタバでお茶をする元気も失せ、真っ直ぐ家に帰ってきた。
▲写真は病院前庭の3人乙女像「愛・希望・祈り」。(病院ニュースから)。
「全く問題は無い」はお医者様からもらった太鼓判みたいなものですね。
スタバが院内に?
すごい!
青森県にスタバはまだ一店もありません。
大丈夫 とのお墨付きは頂いたものの すっかり臆病者になって ビミョーな気持ちです
これから長い付き合いになるこの病院は 周辺の町の中心街よりも賑わいがあります
スタバも ローソンも 美容院も レストランも 白いグランドピアノの自動演奏もあり 元気なら 一日楽しめます
ufo-moonさま
何もかもパソコンで管理されていて 落雷でもあったらタイヘンなことになるのでは と心配で その旨先生に話したら そうなんですよコワイですね と
この病院は待たずに済むようですが 早く行って 患者や 見舞の人や 職員の方々を見ながら 色々な人生模様を想像すると ヘタな小説より面白そうです
一病息災、自分の身体に耳を傾けながらの生活が
一番の長生きの秘訣のようです。
まだまだ先は長いです、ゆっくり焦らずいきましょう!
まだ先は長くてあと10年15年先のことと思ってましたが.......
ま その日その日を大切に 明日のことを思い煩うことなかれ ですね