西武鉄道が年に一日、鶯や杜鵑が鳴く「武蔵丘車両検修場」を見せてくれる。
公園の作業で草臥れてはいたが、なんせ年一回の機会だ。
高麗駅近くまで坂を下り、また辛い坂道を歩いて上がり、そろそろ帰り支度の会場に。
大型送迎バスや臨時電車が工場に直接入って来る。
広大な工場内は親子連れで、まだ溢れかえっていた。子どもの多くは小学校3年生くらいまでの男の子。親以外の大人はいわゆる鉄ちゃん系。
西武は、沿線乗客サービス、と言うかもしれないが、足代はお客持ち。
食い物屋からお土産屋、私鉄他社売店、要らなくなった車両部品や車掌鞄まで売り出していて、結構いい商売だった、かも。
会場は大宮の鉄道博物館より広いのではないか。
機械や車両部品類の展示は、普段の工場のままだから間が抜けているし、あっと驚くものは特に無い。まぁ展示が本業じゃないから仕方がないね。
けれども、地味な普段とは全く異なる晴れ舞台に、工員さんたちは一生懸命。
子どもたちに羨望の眼で見詰められ、なにやらホクホクと嬉しそうで親切。
幼い子たちの興奮しているサマを見るのも、意地悪な森生には嬉しい。そのサマは次の記事に特集しますね。
以下は、来年是非、という方のために西武のチラシの一部を展示します。
毎年同じですが。
行きたい、行きたい、行きたい・・・
台車は売ってるのですか?まさか・・・ね
車輪でも欲しいなあ。パンタでもいいや。
文鎮にします。
残念ながら一日限りです
身体に気をつけ 長生きして 来年お越し下さいね
台車は売りませんが こっそり 唾付けちゃうのもいいかも