3年生 道徳科 ダブルブッキング

3年生　道徳科　ダブルブッキング

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２　設定を確認する。
（１） 登場人物
・太一（主人公　ダブルブッキングをする）
・なおや（約束の一人の相手　シュウと仲が悪い）
・シュウ（約束のもう一人の相手　なおやと仲が悪い）
（２） 学校
家

３　展開
（１） 太一は、なおやとシュウとダブルブッキングを起こしています。
友達の二人が仲が悪いので三人で遊ぶということはできません。
どうすべきだったかを考えましょう。

（２） 三つに分けて考えます。
① ダブルブッキングをする前にできることはありましたか。
・約束をしたら手帳やカレンダーに記録しておく。
・すぐに約束をせず、一旦保留にして予定を確認してから確定する。
・約束をしても確定せず、変更があるかもしれないことを伝える。
・普段から、約束が重なったときには、先約を優先することを伝える。

② ダブルブッキングに気が付いたとき。
・すぐになおやに断りの連絡を入れる。
・時間をずらしてもらうようにお願いする。
・先約を優先することを伝える。
・キャンセルをせず、変更にする。
・一緒に遊べないので、一旦両方キャンセルして、別々に約束し直す。

③ ダブルブッキングに気が付いたが、時間がたってしまい。なおやにシュウとのダブルブッキングがばれてしまったとき。

（３） 今回のようにダブルブッキングはよくあることです。
では、大きな問題になった理由や原因は何だったと思いますか。
・断る勇気がなかった。
・約束をする目的は何だったのか。
　その人との時間の共有だったらいいが、もし自分の興味のないことだったら断ってもいい。例えば本屋には興味はないとか。
・行動できなかったこと。
・行動によってしか問題は解決しないことを知らなかった。
・嘘はダメ。信用を失い、その後の人間関係に影響する。
・先約を優先するというのは客観性があるので理解してもらえる可能性があるが、内容を判断材料にするとこじれる。


（４） 友達として最低限次のことは必要です。
※カッコの中を予想させてもよい。
・ダブルブッキングは（素直）に理由を伝えること
・例え友達でも、（正直に謙虚）に付き合うこと
・（ドタキャン）は絶対にしないこと、どうしてもの場合は待ち合わせの3時間前までには連絡する
・ドタキャンした場合、（キャンセル料）などは自分が負担すること
・ドタキャンをしたあと、必ず（謝罪）の連絡をすること

saitani