飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

主体的・対話的で深い学び

2017年08月14日 15時11分36秒 | 授業論
新学習指導要領でのキーワードに「主体的・対話的で深い学び」がある。
これは、授業の骨格をなすコンセプトである。
ただ、言葉の解釈して理解するにはもう少し、詳細に考えていく必要がある。

特に道徳科においてどのような解釈が成り立つのか。
こんな考え方がある。

「主体的な学び」
・授業の中で、自分で気づいたことや感じたことを自ら振り返り、分析できる。
・自己関与に関して、意欲的に問題解決しようとする・
・授業後や学びの後に自己評価をすることができる。

「対話的な学び」
・学級内で討論することによりコードを増やすことができる。
・教師や登場する人物との対話の中で自己の価値観を変容させること。
・自分自身の価値観との葛藤。

「深い学び」
・多面的で多様な思考ができ、理解できる。
・価値項目に対して、様々な立場から柔軟に理解できる。
・望ましい道徳的価値の基づく行動とは何かを理解できる。

言葉の解釈であるので間違いはない。
ただ、学校内の研修等で授業を組み立てる上では共通した理解は不可欠となる。

saitani