飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

表現運動にみる運動の特性

2006年04月29日 23時57分43秒 | 体育科
まず表現運動を四つの運動領域(器械運動・陸上運動・表現運動・ボール運動)の中の一つとしてとらえた場合、次の二つの楽しさや喜びが考えられる。

1 多様な即興的な表現をする
2 表したいイメージで作品の創作をする

子どもたちの発達段階に応じて、また、子どもたちが即興志向か作品志向かを見極めた上で題材を設定する必要がある。

次に、表現運動を運動の特性から考えてみる。
《一般的特性》
想像をひろげ、表したい出来事をいろいろな特徴のある動きでとらえて、ひと流れの動きで自由に工夫して楽しく表現できる。

《子どもからみた特性》

A楽しさの体験
 運動の特性にふれる楽しさの体験
 ・表現運動は好きか
 ・どんな題材や感じの表現をしたいのか 
 ・どんな表現の楽しみ方をしたいのか 即興志向 作品志向
 ・どんな題材を扱いたいか

B運動の学び方
 運動をどのように学ぶことができるか
 ・めあてをもって学習進めていけるか
 ・資料等を使って自分たちで工夫できるか
 ・仲良く協力しあってできるか
 ・心を開ける学級集団であるか

C技能
 運動技能の習得
 ・イメージにそって、体を動かせるか
 ・個人、グループによる動きの工夫ができるか
 ・表したい感じを人流れの動きで表現できるか

このような運動を特性を観点別学習状況の評価と関連させて考えていく。

SCENE179(saitani)