まだ快調では無いものの、一応復調ということにしたren.です。
まあ、そう思った矢先に37度以上まで熱が上がったりしましたが(w
いつまでもだらだらしてられないしね。
● 「ドールマスターぱられる コミックレポートで見るワンフェス」 井原裕士/電撃コミックス
フィギュアアクション漫画(アクションフィギュアではない)「ドールマスター」のスピンオフである、ワンフェスレポート漫画。
電撃大王誌、及びフィギュアマニアック誌に掲載されたものをまとめた単行本です。
レポート風フィクション漫画ということで、本編の続編的な部分はほとんどなし。
なぜか高梨夫妻についてだけが、リアルに進展しているけれど……井原さん自身の実体験に因るのだろうか(w
扱われているのは2004年冬から2012夏までの全ワンダーフェスティバル。
ニュース沙汰になった2008年夏のエレベーター事件についても、井原さん自身の目撃レポートがあります。
もちろん個人的に感慨深い、2007年夏も。
各イベントごとには、当日の版権申請人気ベスト10のデータも併記。
これを見ると、当時の人気作品がよく分かります。
やはりミクと東方の爆発力はすごいなぁ。
あと、案外「ピンキーストリート」と「マシーネンクリーガー」が安定しているところに驚きました。
創作の傾向としての、ガレキも単色から色つきへ、そして可動モノが定着し、PVC製、完成品販売の定着……と、変化していることが見て取れますね。
企業ブースの台頭から、ねんどろいどやfigmaなどが生まれていく様子も伺えます。
十年一昔とはいいますが、たった8年間なのににすごい勢いのムーブメント。
ところで2008年冬に雛子が出したのは、井原さんのサイトに載っている「もやしもん」のフィギュアですよね。
まあ、それだけに、主催者やディーラーの皆さんの苦労もしのばれます。
昔は模型、特にガレキというのは、ごく一部の人しか楽しむどころか認知されていなかったものでした。
それが(オタクへの)一般認知が増すということは、それだけトラブルも多くなるというもの。
門外漢が新しいものに手を出すときは、まずマナーやルールを覚え、初めは頭を低く様子を伺うというのは、どの分野でも当たり前のことだとは思いますがね。
ところで巻末を見ると、井原さんは「武装神姫」のコミカライズもやっていたんですね。
なるほど、確かに井原さんにうってつけの題材ですな(w
● 「童貞女子!!」 渡辺電機(株)/ヤングコミックコミックス
ネットでタイトルを見かけて気になっていたので、書店で表紙買い。
いや、店頭では帯がついていたので、バックがこんなオブジェだとは思わなかったよ(w
おなほとあなる(どちらも名前)の女子中学生コンビが、性の目覚めという御旗の下に、ただただシモネタを炸裂する漫画。
想像以上にひどかった(ほめ言葉)です(w
「妹は思春期」が好きな人なら、楽しめるはず。