希望屋 ~ren_ka ci=set~

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東宝特撮映画DVDコレクション 06

2009年12月10日 20時47分34秒 | └映像ソフト
怪バスでバグが出たren.です。
MAコンボで"アイテムマスター"を制作したら、それまで作ったMAがほとんど消えたorz
どうやら仕様的バグらしく、同じ事象があちこちで起きている模様。
解決方法もあり、消えたMAのうち安いものを一つ作り直すと、全て戻ってきました。
名前を"アイテムイレーサー"に変えるべき(w


さて、今日はこちらを買ってきました。

● 「東宝特撮映画DVDコレクション 06」 ディアゴスティーニ
   https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/62/63daa3c8e71bc581f48f1b7aa7f54c58.jpg
5号から簡易包装化。
しかしまさか、次回収録作品の劇場版予告編までなくなっているとはorz

今回収録は、2006年にリメイクもされた1973年の「日本沈没」。
小松左京のベストセラーの映画化です。
ご本人も1シーンだけど、しっかりカメオ出演。
ちなみに筒井康隆のパロディー小説「日本以外全部沈没」が、"公認"作品であることは有名。

内容に関しては「日本が地殻変動で沈む中の人間模様」と、一言で説明できます。
それだけに、描写の一つ一つが丁寧に重々しく描かれています。
悪いことを考える人のいない"善人の映画"ですので、家族での視聴に耐えます(w
まあ、テーマがテーマだけに、"大地殻変動に対して及び腰な政府高官"とか"日本難民を受け入れる各国の躊躇"といった難しい要素も入ってますが。


群像劇ですのではっきりとした主人公はいません。
最も主人公的なのは潜水艇操縦士の小野寺・藤岡弘(まだ 「、」 はつかない)でしょうかね。
災害に翻弄される、正義感あふれる熱き青年で、礼子・いしだあゆみとのラブシーンもあり。
そして、大地殻変動を予測し、またその予測と現実に苦悩する田所博士・小林桂樹。
私好みの型破りな学者といった風情なのが、より一層ラストに悲哀を感じさせます。

でも私が一番好きなのは、総理大臣の山本・丹波哲郎ですね。
途中、災害対策について渡老人から「何もせん方がええ」とする考えを告げられたとき、その言葉を繰り返しながら目に浮かぶ涙は、丹波さん迫真の演技。
ほんと、こんなに日本を愛してくれる総理大臣が、今いたらねぇ。

あと、科学技術庁の中田・二谷英明。
まあ、これは俳優が好きといったところもありますが(w
要所要所で存在感のある役で、特に苦悩の末に田所博士をワイドショーに送り出したシーンは出色。
調査を進める姿が多いだけに、やはり要所をしめる幸長助教授・滝田祐介とセットの印象も。

番外で、プレートテクトニクスを説明してくれる、竹内均教授かな(w
代々木ゼミナール札幌校の校長もしていたので、札幌市民としては懐かしいお顔。


特撮としては、中野昭慶の爆発が見放題(w
怪獣映画ではないので放射能火炎やら光線やらってのはありませんが、火山噴火、海底噴火、地すべり、地盤沈降、津波、鉄砲水、そして大都市火災……とリアルな災害が特撮で描かれています。

「日本沈没」とは関係ありませんが、アニメ「東京マグニチュード8.0」では作画が大変だったのか、地震や火災で建物が壊れるシーンが少なめなのが不満。


うおっ?!
と書いたところで、釧路沖で地震との速報。
M3.5の小さな地震だったようですね。
あー、驚いた。

ま、日本の地震は、アルキウルトラギガントナマザウルスニッポニクスによって作られるんですけどね。
詳しくは小松左京さんの「日本漂流」参照。
コメント
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