古いビデオライブラリーをひっくり返しているren.です。
今日観ているのはこちら。
葉山宏治のライブビデオ。
もう、15年も前になるのね……。
ビデオカートリッジ1本が5000円だものなぁ。
その辺の時代を感じますが、兄貴に変わりは無し。
今も昔も、ソウル兄貴。
さて昨夜、F1、というかウィリアムズに事件が起きました。
▼ FOTA ウィリアムズを一時的除外 (GP UPDATE)
▼ ウイリアムズ、FOTAメンバーから一時除外処分 (F1キンダーガーテン)
▼ FOTA、ウィリアムズを一時除名処分に (F1 Gate)
▼ FOTA、ウィリアムズ・チームを資格停止処分に
▼ フランク・ウィリアムズ代表、「FOTAの処分、止むを得ず」 (FMotorsports F1)
▼ F1協会、ウィリアムズを資格停止に=自動車 (時事通信)
どひぃ。
先日も話題にした、来期の予算制度、ウィリアムズのエントリーリスト提出が、こうした結果に。
私なりにまとめてみましょう。
間違ってたら指摘お願いします。
F1には、様々な組織が関わっています。
FIA(Federation Internationale de I'Automobile)=国際自動車連盟
世界の4輪モータースポーツの統括組織。
会長はマックス・モズレー。
F1を会社に喩えれば、会社の経営者。
FOM(Formula One Management)=フォーミュラ・ワン・マネージメント社
F1というレースを運営する組織。
会長はバーニー・エクレストン。
F1を会社に喩えれば、レースという事業を行なう部署。
FOA(Formula One Administration)=フォーミュラ・ワン・アドミニストレーション社
F1の商標権や放映権などの商業的部分をつかさどる団体。
こちらも会長はバーニー。
F1を会社に喩えれば、総務かな。
FOTA=(Formula One Teams Association)=F1チーム協会
F1に参加するチームが上記団体と対等に交渉するために作った組合。
その討議の結果、コンコルド協定という運営やルールに関する契約が結ばれる……らしい。
このコンコルド協定ってのは非公開のため、かなり不透明。
会長はフェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ。
会社でいえば、労働組合なんだろうけど、規模はでかいね。
で、今回の顛末。
FIAが来年のレギュレーションを発表。
▼ F1 2010年 レギュレーション (F1 Gate)
このうちの予算キャップ制度に関し「開発費を年間4000万ポンド以下にする」という部分に、従来のチームの多くが反対したわけ。
これは確かに経済的弱小チームの救済にはなるけれど、開発費をかけられるチームの方が不利になっちゃうからね。
世界経済の悪化から参戦チームが減っているとはいえ、F1という物の意義にも触れる、デリケートなところ。
で、FOTAは一丸となって、これに反対することになった。
FOMとしてはF1の存在の危機なんで、FIAに上告。
しかしFIAは予算制度は正しい物として、つっぱねる。
フェラーリを始め、ルノー、トヨタ、レッド・ブル(トロ・ロッソ)が、来期以降の撤退を示唆。
モズレーが暗にフェラーリらに圧力。
バーニーなだめつつも、やんわり迎合。
泥沼。
と、色々と紛糾してしまったわけだけど、そろそろ決着がつきそうなそぶりがあった。
▼ FOTAとFIAとモナコで会合 (GP UPDATE)
▼ FOTA、コスト削減の自主規制を提案
▼ F1撤退騒動終結!? 2010年のカスタマーカー禁止見送り? (F1キンダーガーテン)
そんな矢先の、ウィリアムズのエントリーリスト提出。
FOTAとすれば、裏切り行為なわけで、お怒りはごもっとも。
フランク卿の「純粋なレースチームとしては、撤退なんか出来ない」というのもごもっとも。
結果として、ウィリアムズは、FOTAからつまはじきにされ、チャンピオンシップの参加資格を停止。
しかし、FOTAがそういっても、FIAとFOMからは2012年までの出場資格をもらってる。
まさに、「船頭多くして、船山を登る」の状況。
現在7.5点で7位のコンストラクターズチャンピオンシップ、7.5点で11位のロズベルグのドライバーズチャンピオンシップは、どういう扱いになってしまうのか。
ファンとしてはやきもきしつつも、なんだか、ドラマの中心人物になったような、ちょっとおいしいかなという気もしたりして(w
今日観ているのはこちら。
葉山宏治のライブビデオ。
もう、15年も前になるのね……。
ビデオカートリッジ1本が5000円だものなぁ。
その辺の時代を感じますが、兄貴に変わりは無し。
今も昔も、ソウル兄貴。
さて昨夜、F1、というかウィリアムズに事件が起きました。
▼ FOTA ウィリアムズを一時的除外 (GP UPDATE)
▼ ウイリアムズ、FOTAメンバーから一時除外処分 (F1キンダーガーテン)
▼ FOTA、ウィリアムズを一時除名処分に (F1 Gate)
▼ FOTA、ウィリアムズ・チームを資格停止処分に
▼ フランク・ウィリアムズ代表、「FOTAの処分、止むを得ず」 (FMotorsports F1)
▼ F1協会、ウィリアムズを資格停止に=自動車 (時事通信)
どひぃ。
先日も話題にした、来期の予算制度、ウィリアムズのエントリーリスト提出が、こうした結果に。
私なりにまとめてみましょう。
間違ってたら指摘お願いします。
F1には、様々な組織が関わっています。
FIA(Federation Internationale de I'Automobile)=国際自動車連盟
世界の4輪モータースポーツの統括組織。
会長はマックス・モズレー。
F1を会社に喩えれば、会社の経営者。
FOM(Formula One Management)=フォーミュラ・ワン・マネージメント社
F1というレースを運営する組織。
会長はバーニー・エクレストン。
F1を会社に喩えれば、レースという事業を行なう部署。
FOA(Formula One Administration)=フォーミュラ・ワン・アドミニストレーション社
F1の商標権や放映権などの商業的部分をつかさどる団体。
こちらも会長はバーニー。
F1を会社に喩えれば、総務かな。
FOTA=(Formula One Teams Association)=F1チーム協会
F1に参加するチームが上記団体と対等に交渉するために作った組合。
その討議の結果、コンコルド協定という運営やルールに関する契約が結ばれる……らしい。
このコンコルド協定ってのは非公開のため、かなり不透明。
会長はフェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ。
会社でいえば、労働組合なんだろうけど、規模はでかいね。
で、今回の顛末。
FIAが来年のレギュレーションを発表。
▼ F1 2010年 レギュレーション (F1 Gate)
このうちの予算キャップ制度に関し「開発費を年間4000万ポンド以下にする」という部分に、従来のチームの多くが反対したわけ。
これは確かに経済的弱小チームの救済にはなるけれど、開発費をかけられるチームの方が不利になっちゃうからね。
世界経済の悪化から参戦チームが減っているとはいえ、F1という物の意義にも触れる、デリケートなところ。
で、FOTAは一丸となって、これに反対することになった。
FOMとしてはF1の存在の危機なんで、FIAに上告。
しかしFIAは予算制度は正しい物として、つっぱねる。
フェラーリを始め、ルノー、トヨタ、レッド・ブル(トロ・ロッソ)が、来期以降の撤退を示唆。
モズレーが暗にフェラーリらに圧力。
バーニーなだめつつも、やんわり迎合。
泥沼。
と、色々と紛糾してしまったわけだけど、そろそろ決着がつきそうなそぶりがあった。
▼ FOTAとFIAとモナコで会合 (GP UPDATE)
▼ FOTA、コスト削減の自主規制を提案
▼ F1撤退騒動終結!? 2010年のカスタマーカー禁止見送り? (F1キンダーガーテン)
そんな矢先の、ウィリアムズのエントリーリスト提出。
FOTAとすれば、裏切り行為なわけで、お怒りはごもっとも。
フランク卿の「純粋なレースチームとしては、撤退なんか出来ない」というのもごもっとも。
結果として、ウィリアムズは、FOTAからつまはじきにされ、チャンピオンシップの参加資格を停止。
しかし、FOTAがそういっても、FIAとFOMからは2012年までの出場資格をもらってる。
まさに、「船頭多くして、船山を登る」の状況。
現在7.5点で7位のコンストラクターズチャンピオンシップ、7.5点で11位のロズベルグのドライバーズチャンピオンシップは、どういう扱いになってしまうのか。
ファンとしてはやきもきしつつも、なんだか、ドラマの中心人物になったような、ちょっとおいしいかなという気もしたりして(w