9月に入っても、驚く程暑い日が続いていたけれど、
数日前から、突然 ”秋” がやってきて、
前日まで使っていた扇風機も見たくない程の朝の寒さ。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは言うけれど、ホントその通り。
おまけに3連休は 続きで、畑はかなりぬかるんでいたもんだから
収獲した をトラックに積んで畑を出るまでが一苦労
そんな園地の状況でも農作業を休むわけにはいかず、
おいらも時折畑に出勤し、昨日、紅いわての収穫が終了しますた
この紅いわて、平成21年に品種登録された岩手生まれの
(収獲時期は違う)大御所の ”ふじ” に比べるとだいぶ若い品種なんだけれど
甘くてほのかな酸味があり、ジューシー&パリパリ食感は
9月に収穫出来る の中で有望株だと思っとります。
そんなこの時期、おいらにはもう一つの大仕事、
桃っこの資材洗いが同時進行であるんざます。
桃っこは と違って廃れると果汁が出始める為、
その果汁が付いたまま翌年に持ち越したくない とのおいらの勝手な判断でやり始めた仕事。
収獲時に使っているコンテナ洗いから始まり
桃っこの下に敷いたシルバーシート洗い
毎年、晴 の敷地内のあらゆる物を使って干しとります。
このシート洗いは、 の日で、かつ、おいらの気持ちに ”勢い” が無いと出来ない作業。
なもんで、なかなか進まない作業でもあるんざます。
そんなんだから、洗い始める前に枚数を数えると気持ちが折れそうになるので、
おいらはいつも、洗い終わったシートの枚数を数えて「〇枚終わった 」っていう数え方
晴ちゃんは、おいらが畑に出勤して ”猫の手的” 作業をしてくれると
少しでも助かると思っているもんだから、早くシート洗いを終えて畑に出勤して欲しくて
゛あと何枚?” って聞いてくるけれど、数えてないからいつも答えられない作業なんざます。
今年は稼ぎ頭の桃っこの木を数本伐採し、新しく苗木を植えたりしたので
シートを敷かなくても良い(まだ桃っこが成らない)木も多く、
晴ちゃんも、少しでも使用するシートを少なくする様、
中生品種から晩生品種へ上手くシート移動をしてくれた為、
多い年は40枚はあるシートが今年は25枚程で済みますた
(でも、若木が多かった分収量は減っちゃいますたが・・・)
今年はこんな大物のシートも。
一番最後に残していた分、気持ちを して
”これが終われば、今年のシート洗いは終わる ” と呪文を唱えるようにテンションを上げて
最後の1枚が終了
さすがに疲れたぁぁ~~。
腰も痛くなったぁぁ~~~。
でも、これで全て終了
毎年10月半ばまでかかる作業だけれど、今年は9月中に終わったぁ
まあ、枚数も少なかったし、収穫自体も早く終了しちゃったっていうのもあるけどね
後は、畑出勤を頑張るだけ。
一つひとつ作業を終えながら、また次の作業。
きっと、こうして気が付くと11月の サンふじの収穫が始まっているんだよね。
もうここ数年は、1年のサイクルが早すぎて
気持ちは年相応に追い付いていない気が
でもこれも、「気持ちが若い」って事でいい事なのかな??
そこらへんは、あまり考えない事にいたしまする