長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

どこへともなく そして、どこからともなく

2015年11月30日 22時26分43秒 | ゲゲゲの鬼太郎その愛
おばけは しなない

びょうきも なんにもない


だから、悲しむことも泣くこともない。

なにか大きなものを失ったような気持ちになる必要も無い。

妖怪とは、それを記録している言葉が残っている限り、

それを記憶している人がいる限り、

たとえその姿が見えないのだとしても、

永遠に心の中に生き続ける存在なのだという。

だとするのならば、

彼はもうとっくに

永遠の生命を得た大妖怪なのである。

われわれの小さな頭の中から

彼の記憶、彼の残した膨大なイメージの奔流を落とすことは

もはや不可能であろう。

そして子々孫々、末代にいたるまで

われわれ人間族が

彼のかけた幸せな呪いから逃れることは

できないのであった。


ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲ


おりから おけらや かえるたちが

彼をたたえる「ゲゲゲの歌」を うたいはじめた……

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