代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

拝啓 佐藤優様 マルクスなんか読む必要ないって!

2008年05月08日 | 運動論
 宝島社の別冊宝島で『左翼はどこへ行ったのか!』という特集雑誌を出しています。その表紙には「深まる格差社会、ますます貧困化する労働者、いまこそ、左翼を応援するぞ!」と書かれており、「オーッなにか懐かしいひびきだ」と思わず購入してしまいました。

 私は日本の左翼も新左翼も基本的にキラいです(実体験に基づくトラウマが大きすぎて・・・・)。しかし、「反貧困」を掲げて新たに立ち上がった人々、ときに「新新左翼」と呼ばれる若い世代の人々の運動は、すごく共感できますし、輝いてみえます。先の見えない日本社会に一筋の光明を与えていると思います。彼・彼女らは右翼とか左翼という既存概念を超越してます。ですので、基本的には「新新左翼」なんてレッテルを貼っちゃいけないと思います。

 さて、新しい運動が従来の左翼と違ってなぜ魅力的なのだろう? と問うと、彼・彼女らはマルクスなんか読んじゃいないおかげで、くだらない旧時代のイデオロギーから解放されているからじゃないでしょうか。

 前掲書の中で、よく「右翼から左翼に転向した珍しい人」などといわれる作家の雨宮処凛さんが次のように述べています。


*****<引用開始>**********

 (前略)
 自分は左翼になったとも思っていません。「こんな世の中を変えたい」という気持ちは右翼団体に入った頃と何も変わっていないからです。「マルクスも読んでいないくせに左翼だなんて言うな!」と団塊世代のおじさんに叱られたこともありますし。
 今の時代、左右で人を分ける意味はほとんどないと思います。あえていうならば、新自由主義を推進するか反対するかですが、その点では左右は共闘できます。もちろん、反対する立場として。

******別冊宝島、前掲書、53頁********
 

 うん、そうそう。マルクスなんか読む必要いっさいない。「マルクス読め」なんてアホなこと言う団塊オジサンには、「あんたたちマルクスなんか読んで頭デッカチにばかりなっていたから、労働者の意識からも決定的に乖離して内ゲバばかりに終始して自滅しちゃたんでしょう」とでも言ってやりましょう。

 だいたい「『資本論』の内容をまとめよ」と言われたら「労働者は資本家に搾取されている」っていうただその一言でよいのです。そんなことは現代のプレカリアートたちは日々実体験として骨の髄から認識していることです。実体験で認識しているから、いまさら『資本論』なんか読む必要ない。

 甘ったれのインテリ団塊左翼(だった)人々は、「搾取」とは何か、体で認識できないから、マルクスを読んで頭から理解しようとした。頭から言葉を解釈しようとするインテリは、解釈をめぐって対立したくなるものなのです。それでマルクスの言葉の解釈をめぐって延々と不毛な内ゲバを始めてしまった。

 左翼から決別して構造改革礼賛論者になった団塊世代は、日本が社民的だった時代の遺産である安定雇用に守られてきた自分のことは棚にあげ、「構造改革」の「成果(=貧困化)」をひたすら若い世代にばかり押し付けてきました。あの世代が批判されるのは仕方ないことだと思います。
 団塊左翼は、内ゲバに終始した学生時代から構造改革礼賛の今日にいたるまで、とてつもなく卑怯な態度であると言わざるえません。ロスジェネ世代に高搾取率を押し付ける一方で、相対的に不当な高賃金を得ている彼らは、今でも「搾取」とは何か、認識できていない! そのくせにエラソーに「マルクス読め」だなんて、おかしくて笑っちゃいますよね。
 
 私は「マルクスは社会運動家にとってのアヘンである」と思っています。あの博愛精神のない独善性に満ちた人物の書いた文章なんか読むことは、その独善性を運動に移植する作用しかもたらさないからです。それは解釈をめぐる正統・異端の争いの原因をつくるだけであり、運動を破壊する作用しかもたらさない。運動を進めるためにはマルクスなど有害でしかなく、むしろ孫子の方がよほど必読だ、と以前も書きました(この記事)。

 だいたい、社会進歩を求める人々が、人の固有名詞に「主義」なんて付けて絶対化すること自体、とてつもない矛盾なのです。過去の人物の思想を「主義」と読んで絶対視してしまったら、もはや開かれた認識の発展は望めないからです。残るのは解釈をめぐる対立ばかりです。

 日本の左翼も新左翼もダメだったのは、本当に貧困に苦しむ人々が連帯して発生した運動ではなく、頭で「搾取」を理解しようとしたプチブルやインテリたちが組織した運動だったからでしょう。難しい本を読んで自分はエライと勘違いしているインテリの「プチ・マルクス」たちが連帯よりも内ゲバを求めたのは自然の成り行きでした。
 
 と思っていたら、「今こそマルクスを読み直せ」と声高に叫んでいる人がいます。佐藤優さんです。佐藤さんは団塊世代ではないので、彼の主張は貧困に苦しむ若い層に対する共感に満ち、政府と資本家に対する覚醒を促すものとなっています。だから団塊オジサンたちの妄言に比べるとだいぶ質の高い議論ではあります。しかしながら、反論させていただきます。
 自称「右翼」の佐藤優さんと、自称「左翼」の日本共産党がそろって「マルクスを読みなおせ!」と威勢よくキャンペーンを張っているのは、なかなか面白い光景です。

 別冊宝島『左翼はどこへ行ったのか!』でも佐藤優さんは以下のように述べて、マルクスに最大限ともいえる讃辞を送っていました。

*************

 『資本論』は、今日の日本でも経団連や霞が関(中央官庁)の官僚に対しても十分な説得力をもっているのである。『資本論』を読むか、読まないかで、人生がまったく変わってくるといってもよい。それほど資本主義社会の構造が『資本論』で見事に解明されているのである。

****佐藤優「いま、マルクスを読みなおす意味」前掲、別冊宝島、220頁*****


 うーん、そうだろうか??
 私は、今の資本主義はマルクスの時代の資本主義とは全く様相の異なるものだと思います。現代資本主義の生み出した状態なんて、マルクスが見たってビックリでしょう。
 だいたいマルクスは、労働者は自らの労働を再生産するのに必要な費用で自らの労働力を資本家に売り(=つまり賃金をもらい)、その費用を上回る余剰労働の価値は剰余価値として資本家に搾取されると主張しました。

 いまの時代がマルクスもびっくりだと思うのは、現行の賃金水準では「労働力の再生産」も満たせないからです。だって、マルクスの言う「労働力の再生産」って、最低限の食事と居住空間が満たされ、なおかつ子供をつくって育てる(=次世代の労働力を育成する)ことまで含めて呼んでいるからです。

 年収150万円なんて、いまのプレカリアートたちの賃金水準で、どうやって子育てするんですか!! 労働力の再生産すら不可能なのです。つまり資本家からは、マルクスの想定した「労働力の価値」に相当する賃金すらも与えられていないのが現状なのです。もはや「搾取」という概念も当てはまらない、驚天動地の新事態といえるでしょう。

 マルクスの想定した「純粋な資本主義経済」からもほど遠い、驚くばかりにメチャクチャな現代の市場原理主義経済。今日の事態は『資本論』なんか読んだって分析できない。

 なぜそうなってしまうのか?
 投機家たちが資本主義経済の再生産過程を攪乱しているからそうなるのです。何ら生産活動に寄与していない「投資ファンド」という「投機家」たちが、不当に高い配当を要求し、資本主義経済の再生産過程を阻害しているからです。それが労働者への分配をひたすら押し下げる方向に作用してきた。結果、「労働力の価値」以下の賃金しか与えられない状態を生みだしているのです。

 当面の敵としては「投機家」に的を絞るべきでしょう。まともな経営者から見たって、モノづくりや経営の知識もないくせに「モノ言う株主」なんてエラソーにして、結局は「もっと分け前よこせ」と利己的な要求ばかりする投機家たちの干渉は困りものでしょう。基本的には以前の日本の株式持ち合い制度のように、投機家が暗躍できない制度を再構築するしかありません。
 そのためには、労働者も経営側も政府も連帯して、投機的ファンドを規制すること。それが最優先の課題だと思います。政・労・資の連帯による投機家階級に対する闘い。この辺は孫子の兵法の知恵が必要なのです。味方の内部にまで矛盾と対立をつくりだすのがマルクスだとしたら、敵を分断して味方をつくりだすのが孫子の知恵です。
 
 佐藤優さんは、マルクスと言っても宇野弘蔵のマルクス理解を継承しています。宇野派というのは、私の見たところでは「マルクス派の中の新古典派」とでも呼ぶべき人々です。つまり資本主義の再生産過程は均衡しながら展開可能であり、革命は必然的ではないという理解です。
 マルクスの再生産表式のモデルは基本的に線形モデルなので、その中に革命の必然性は内在されていません。だからマルクスが革命は必然だと叫んでいる部分にはすごい論理の飛躍があるのです。宇野弘蔵はその「革命的なマルクス」の部分を否定した。だから宇野派は新古典派とも親和性のあるマルクス理解をしました。

 しかし、現実の資本主義経済は非線形の複雑系です。マルクス的な線形モデルでは分析できません。だから革命的分岐も発生し得るのです。故に宇野派的資本主義理解は誤りなんです。
 いま資本主義の線形的再生産過程を攪乱している最大の要素は「投機」という非線形要素です。これを放置する限り、グローバルな資本主義経済がカタストロフィックに終わることは避けられないでしょう。それを避けたいのならば、労働者も資本家も政府も「投機家」という共通の敵と闘わねばなりません。 

最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どこにだって危険は (わど)
2008-05-09 07:41:00
>マルクスなど有害でしかなく、むしろ孫子の方がよほど必読だ

お勧めの本があるのですね。「マルクス」なんか読むなを守れば、ここに書かれた「マルクス」の読みが正しいか間違っているかも判断できなくなります。
これを読め、あれを読むなと主張された底に流れるもの次第で、奇妙なホラーにつながってしまう危険があるのでは、と心配になって申し上げているのですが・・・。
返信する
わど様 ()
2008-05-09 11:58:59
 はじめまして。コメントありがとうございました。

>これを読め、あれを読むなと主張された

 すいません。私の書き方が悪く、少し誤解があったようです。「読むな」は言い過ぎて、「読めを強制するな」というのがこの文章の真意です。
 「マルクスも読んでいないくせに、エラソーに資本主義批判の運動なんかするな」みたいな事を言うエラソーな人々が多いので、それに対する反発です。「読書なんかより実体験の方が運動する上では重要なのだ。読まなくても運動していいんですよ」と言いたかったのです。
 もちろん読みたい人が勝手に読むのは自由であるべきです。「禁書」はいけません。マルクスを読みたい人はどんどん読みましょう(笑)。ただ、「読め」と強制するのは止めましょう。
 
返信する
ソ連誕生からはじまった金融資本主義 (団塊以後)
2008-05-09 12:28:51
ごめん下さい。
このブログが今、一番、日本で「正論」と思います。
団塊、島コーサクは社長になり、「限りなく透明」な作家は小泉・元・総理のメルマガ「ライオンハート」の最終号に嬉々として寄稿していた。マルクスは実は今の金融市場経済の種を蒔いた人間だったのかもしれない。経済学としてではなく、歴史としてですが。
がんばってください。
返信する
Unknown (ななし)
2008-05-09 17:23:21
新自由主義からいきなりマルクスですかw
両極端過ぎるんですよね。
中庸や平等を重んじる日本人には旧経世会的な
ケインズ主義が一番合ってると思うんですがね。
そうプラザ合意以前の日本型資本主義の事です。
世界で唯一成功した社会主義なんて言われましたが、
決して社会主義だとは思いませんしね。
そのシステム自体が米国やその信奉者に取っては共産主義以上に目ざわりだったんでしょうね。
プラザ合意後、そして冷戦後はそれを潰すのに米国やそのマスコミや清和会や日銀・財務省と言ったエージェント達が躍起になってるように思えますね。
財界の我利我利亡者や拝金主義者に取っても日本型システムは癪の種だったんでしょう。
日本企業最大の強みである分厚い中間層が作り出す豊かな消費市場まで捨ててまで改革をやるんですからね。
とにかく共産主義も市場原理主義もカルト的で一神教
ですから日本人には合わないでしょう。
無理に持ち込めば社会が壊れてしまうでしょうね。
かつてインドのネルー首相は国民性に合わない政策は
例え優れていようとも駄目だと言いましたが、日本人に対する新自由主義がまさにそれでしょう。
貧乏は耐えられますが格差には人は耐えられないと言う言葉もありますしね。
マスコミは極端な二者択一を示して選択を迫ろうとしていますが、他にも選択肢はいくらでもある事を示すべきですね。
人間を大事にする北欧やEUが最後には勝ちそうですしね。
返信する
元サヨクの特徴?―― (わど)
2008-05-10 12:34:59
いままで感心がなかったのに、やっぱり政治とか経済・思想は大切? と考え始めたばっかりの自分。すみません。
たしかにこれ、↓↓↓
「マルクスも読んでいないくせに、エラソーに資本主義批判の運動なんかするな」
団塊の元・全共闘さんらしい発言ですね。こっちも似た経験アリ。

こんな特徴が――。
(1)発言の内容:マルクスが運動に役立つなら、それってどんなの? と発言者に興味をもつ人たちを作ろうとしてます。発言者はマッチョに、若かった頃なら、ね。
(2)発言の効果:「批判の運動なんかするな」と脅迫する。すごく難しいのか? 運動やめる? とか思う人たちを作ろうとしてます。

ほんとの理由は――。
(1) は元サヨク全体の特徴、「オルグ」のやり方。
なにしろ自分たちの「理屈」に興味をもってもらわないと。そのために有効なら本の押し売りだって。自分の言葉に興味をもった人は、自分にも興味をもつ。なので、ついでにカノジョを獲得する下心(過去形)。
(2) は特に元・全共闘の特徴、ウチゲバと集団殺人の論理。
人やグループの考え方とか理論とかを「正しい/間違い」「高い/低い」とかに分類して、自分に従わない相手は攻撃して潰そうとする、潰しあう。この傾向は共産党にもあるとか。

ちょっと、また後で。すみません!
返信する
団塊以後さま ()
2008-05-12 17:30:22
 あまりにも過大に評価していただき恐縮です。更新頻度が少なくなっていて申し訳ございません。ご期待にそえるよう、今後ともがんばります。
返信する
ななし様 ()
2008-05-12 17:36:42
>ケインズ主義が一番合ってると思うんですがね。
>そうプラザ合意以前の日本型資本主義の事です。

 同感です。
 ただケインズ政策が土建国家を生み出した側面は確かです。どうやって時代のニーズに合わせて財政支出の力点をシフトさせ得るのかが問題ですね。日本型資本主義がそれに失敗したことも確かですので。
 官僚主義の弊害を廃し民意に立脚した予算配分の柔軟性を制度的に保障するシステムが生み出されたとき、ケインズ主義はまた新しい命を得て復活すると思います。
返信する
わど様 ()
2008-05-12 17:47:35
 わど様の(1)と(2)の分析すばらしい! 「なるほど」と、頭の中が整理される思いで読みました。

>自分に従わない相手は攻撃して潰そうとする、潰しあう。この傾向は共産党にもあるとか。

 この傾向、たしかに共産党にもありますね。左翼は、この致命的な欠陥を修正しない限り復活できないでしょう。
 新しい反貧困運動が、こうした誤りに陥ることなく発展してくれることを祈念いたします。
返信する
ではどうやって? (catmouse)
2008-05-14 10:00:28
ではどうやって、 闘えばいいのでしょう?
投機家というとcatmouseはブルドックソース株事件を思い出します。
株主達はやっぱり自分がどちらにつけば有利か考えたみたいです。結果はあやういところで老舗が株を守ることができたみたいですが。

投機家というのは金の卵を産む鵞鳥を殺して食ってしまうような人種ですよね。
本来、資金というものは、つくりたいものがあって、それをつくりたいと思う人たちがお金を出し合ってつくるもので、しかも各人の都合によってそれは自由に売買できるのだ、というのが健全な姿だと思います。
そうして豊かな社会が出来上がるのだとおもいます。

それを投機家たちが、自分の懐さえこやせば、あとは野となれ山となれ的な投機をして、場合によっては一国の通貨を危機に陥れるようなことをする。

国は物をつくらなくなったら終わりです。特に日本のような国は物をつくることで経済が成り立っています。幸い、日本人は物をつくるのが大好きだとcatmouseは認識しています。どこかの国のように、法律家ばっかり多くなるのは、国を滅ぼすもとだと思います。

そして、投機で資金力を膨らませた欲望の塊のようなものが、さらなる食欲を満たそうと真面目に物を作っている人たちにおそいかかろうとするのは絶対、排除せねばなりません。
やっぱり、これは法的なものを整備して、外国の資本が簡単に日本市場を攪乱できないようにするしかないと思うのですが。
そういった意味で、郵政民営化は痛かったですね。

「マルクス」とはかけ離れましたが、「マルクス」は結局読みきれませんでした。あれは間違ってます。
えへへ、catmouseは食べられなかったブドウを「あのブドウはすっぱい」と思うくせがありまして…
返信する
とても共感しました (通りすがり)
2008-05-16 01:57:42
若い世代(自分もそうですが)のイデオロギー脱却や「投機家」の問題など、共感するところが多くうれしくなりました。

今の時代はマルクスを読んだか読まないか、そんなことで偉い偉くないと言い合っているような、甘い状況ではないはずです。けっきょく日本の左翼=インテリの権威主義なんですよね。

労働運動がインテリの玩具だった時代は終わるでしょう。また、終わらせなければならないと思います。

あと「投機家」の問題ですが、これも大きな提起ですね。

現在の企業は「投機家」の存在をかなり気にしています。そして往々にして大リストラを振るったり、労働者をコキ使う企業の方が「投機家」の評価も高くなります。このことが雇用にも悪影響をもたらしているように思います。

また昨今の風潮としては、むしろ「投機家」にすりよって資金を集めたり、自分こそが「投資家」になりたいと夢見る人たちが、主流を占めているようにも思います。

こうした状況で資本家や政府、それに労働者ですらも、「投機家」と闘ってくれるかというと、なかなかそうもいかないでしょう。そうなると現在の経済構造上、投機そのものを規制するのも現実的ではないと思います。

かなりの工夫が必要ですが、最終的には投機にまつわる人の意識改革こそが、最も重要であるよう思います。そういう意味で、このブログが果たすことができる役割も大きいのではないでしょうか?
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。