有識者会議は大臣に対してのみ報告の義務を負うのであって、地元住民や外部の専門家に対しては説明責任を負っていないし、その意見を聞く必要もない、ということです。
はじめから官僚にコントロールされていて結論が見え見えの会議などです。こんな無責任な、官僚に迎合した結論ありきのゴム印を付くだけの「有識者」とやらに私たちの血税が使われているかと思うと慄然とします。いったい民主主義国において、税金で運営されている組織が、納税者に対して、いわんや事業によって水没する地域の犠牲者に対して、説明責任を負わないなどということがあり得るでしょうか? どこぞの全体主義国家の理屈そのものです。
彼らが雲の上にいて下界に降りてこないのは、私たちと討論すればボロが出るからに他ありません。住民たちの傍聴を拒否するのも、住民たちに面と向かって会わせる顔がないからでしょう。本当に彼らが「科学的な検証」とやらをしていれば、堂々と会議を公開して、何ら恥じることはないはずです。傍聴を認めないのは、恥ずべきしていることをしているからに他ありません。 . . . 本文を読む
最新記事
カテゴリー
- 政治経済(日本)(113)
- 政治経済(国際)(68)
- 長州史観から日本を取り戻す(55)
- 自由貿易批判(51)
- 新古典派経済学批判(26)
- 利益相反 その傾向と対策(7)
- エコロジカル・ニューディール政策(40)
- 東アジア共同体(13)
- 震災関連(8)
- 脱米(12)
- 治水と緑のダム(84)
- 八ッ場ダム裁判(17)
- 利根川・江戸川有識者会議(20)
- 世界の森林問題(14)
- 温暖化問題(8)
- 中国山村報告(17)
- 自分の研究のことなど(23)
- 学問・研究(10)
- 歴史(42)
- 赤松小三郎(50)
- 松平忠固(11)
- 廃県置藩(2)
- 真田戦記 その深層(64)
- 運動論(13)
- Stop! TPP(21)
- マスコミ問題(13)
- Stop! 舛添(8)
- 郵政民営化問題(12)
- 教育(23)
- 時事問題(19)
- その他(17)