代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

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グローバル化の終わりの始まり ―イギリスのEU離脱に思う

2016年06月27日 | 自由貿易批判
グローバル化というのは、つまるところ1%の強欲大企業の経営者層が、さらに儲けるためには、関税も法人税もなるべく払いたくない、なるべく労働者への賃金も抑制したいというワガママを突き詰めていった結果、進んできたものだった。少しでも富の再分配の方向に舵を切れば、グローバル化ももう少し延命したかもしれないが、全くそれを実行する気配がないから、瓦解するのはやむを得ないだろう。今後、行き過ぎたグルーバル化の流れに歯止めがかかり、世界は国家主権を取り戻す方向に反転していくであろう。グローバル化の終わりが始まったのだ。 . . . 本文を読む
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真田丸 第25回「別離」感想(第24回「滅亡」もあわせて)

2016年06月26日 | 真田戦記 その深層
 先週多忙で第24回の北条滅亡回の感想を書けておりませんでした。前回と今回の感想をあわせて書きます。    千利休が小田原合戦で一儲けしようと北条側と豊臣側の双方に武器を売り付けていたという設定。これは三谷さんのオリジナル脚本と思われますが、戦争を利用して双方に武器を売り付けて儲けようという死の商人の設定は、戦国よりも現代に当てはめた方がより生々しくリアリティがありますね。ヒ〇リーもオ〇マもその一 . . . 本文を読む
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真田丸 第23回「攻略」感想 

2016年06月13日 | 真田戦記 その深層
 今回は小田原城攻め。いくつか定説を覆すような描き方がされました。まず真田源次郎が、前田利家・上杉景勝・真田昌幸らの北国軍には加わっておらず、秀吉の馬廻り衆として秀吉本陣に詰めていたという設定でした。定説では、真田信繁は北国軍に加わり、それが信繁の初陣だったといわれることが多いです。これは新しい描き方だったと思います。  平山優氏の『真田信繁』(角川選書)によれば、信繁は昌幸や信幸とともに北国軍 . . . 本文を読む
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女性経済学者が増えれば世界は変わる?

2016年06月12日 | 新古典派経済学批判
女性経済学者がもっと多くなれば、世界は変わると思います。 男性的マッチョ経済学に一貫して挑戦し続けたジョーン・ロビンソンの経済学を継承する女性経済学者が増えてくれれば・・・・。 余談ですが、宇沢弘文先生の社会的共通資本の考え方も、ジョーン・ロビンソンの経済学を継承しています。宇沢先生、アメリカでケネス・アローと一緒に研究していたころは、それこそモデルづくりを探求する「マッチョな業績」を追及していたように見えます。日本に帰って『自動車の社会的費用』などを書いて、社会的共通資本の研究を始めてから、研究スタイルは大きく変わったと言われています。  アローは、それを「ビッグ・チェンジ」と呼び、ヒロ(宇沢先生のこと)はなぜ変化したのかどうしてもわからないと述べています。これは佐々木さんと私で意見の一致するところですが、宇沢先生にビッグ・チェンジをもたらしたのは、ジョーン・ロビンソンとの交流でした。 . . . 本文を読む
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「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」は面白かった

2016年06月10日 | 政治経済(国際)
アイスランドは世界でももっとも女性が活躍している度合いの高い国であるが、唯一、金融機関だけは男性社会だった。そして、2007年のアイスランドの金融危機は「男性ホルモン」が引き起こしたものだ・・・・。  アイスランドの銀行が軒並み倒産する中、唯一、顧客の預金を守り切った銀行の経営者は女性たちだった。彼女たちは自分たちが理解できない怪しげな金融商品には手を出さなかった。自分たちが理解できるもののみに投資した。サブプライムローンのような怪しい金融商品で焦げ付くことはなかったのだ。世界中で金融危機を引き起こしているのも男性ホルモンの作用。 . . . 本文を読む
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「クリントン・キャッシュ」 ―ヒラリー・クリントンは大統領選を辞退すべき

2016年06月07日 | 政治経済(国際)
 日本のマスコミはヒラリー・クリントンが民主党の予備選で指名確実になったと報じている。しかし本人が逮捕されたら大統領選どころではないだろう。このような犯罪に手を染めていることが濃厚な人物が大統領選に出ても、トランプ候補には勝てないだろう。仮に勝ったとしても当選早々に政権がレームダック化することは間違いない。 . . . 本文を読む
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真田丸 第22回「裁定」感想  

2016年06月05日 | 真田戦記 その深層
 前世で弁護士だったはずの源次郎が、過去に生まれかわって被告席に・・・・・。ツイッターで「古美門先生!」というワードが飛び交っていて笑ってしまいました。  しかし真田源次郎は古美門先生ほど弁は立たず、本多正信の援護射撃によってかろうじて乗り切ったという感じでした。それにしても本多正信の反応は意外でした。いまのところ徳川と真田がいい関係になっているんですが、この後、どう転んでいくのでしょう。  き . . . 本文を読む
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赤松小三郎は議会政治の建白書を幕府にも提出していた ―桐野作人氏が発見

2016年06月01日 | 赤松小三郎
本日の『信濃毎日新聞』(2016年6月1日付)に赤松小三郎に関する新事実発見の記事が掲載されました。「赤松小三郎 幕府にも建白」という記事です。 歴史作家の桐野作人氏が発見したものです。日本で初めて議会制民主主義の建白書を提出した赤松小三郎。これまで越前の松平春嶽と薩摩の島津久光に提出したものが知られていました。今回の発見は、小三郎は、島津久光に出したのと同じ内容の建白書を徳川公儀(幕府)にも出していたというものです。歴史作家の桐野作人氏が、盛岡藩の記録である『慶応丁卯雑記』の中から発見したものです。 . . . 本文を読む
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真田丸 第21回「戦端」感想 ―なぜ沼田がそれほど問題なのか?

2016年06月01日 | 真田戦記 その深層
 遅れましたが、第21回「戦端」の感想を簡潔に書いときます。    沼田領問題をめぐって北条と真田がそれぞれ徳川・上杉を巻き込んで泥沼の抗争を繰り広げてきたのは、これまでのドラマで描かれた通り。いよいよその抗争に最終決着がつく段階になってきました。  私にとっては意外でしたが、どうやら北条家滅亡につながる事件のきっかけをつくった主役ともいえる北条方の武将・猪俣邦憲、また真田方の悲劇の武将・鈴木主 . . . 本文を読む
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