代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

書評: 江宮隆之著『龍馬の影 -悲劇の志士・赤松小三郎』河出書房新社、2010年1月刊

2010年02月23日 | 赤松小三郎
 「数ある大河ドラマ『龍馬伝』の便乗本の一つかなあ」などと思いながら、書店でふとこの本が目にとまった。次の瞬間、副題に「悲劇の志士・赤松小三郎」とあるのが目に飛び込んできた。「まさか」と思いながら、夢中で手に取って中を確認した。この本の主人公は坂本龍馬ではなかった。赤松小三郎なのだ。  「ああ、『まさか』が現実になったのだ!」  感動のあまり手が震え、涙があふれそうになるのをこらえられなかった。い . . . 本文を読む
コメント (5)

国交省はハゲ山で踊る ―八ッ場ダムをめぐって

2010年02月15日 | 治水と緑のダム
 「今後の治水のあり方に関する有識者会議」の鈴木委員は、「このパラメーターだとハゲ山以上の流出をもたらす」と言っております。私は、このパラメーターは「森林を皆伐でもすればあり得るかも」と考え、東京新聞の取材に対してそうコメントしていたのに対し、鈴木委員は「ハゲ山の裸地斜面ですらこんな値にはならない」と言っているわけです。国交省が同定したパラメーターのいい加減さに関して、私以上の酷評を加えているわけです。  皆さん、「ハゲ山以上に荒れた状態の森林」って、どんな森林を想像できますか?  . . . 本文を読む
コメント (1)   トラックバック (1)