代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

続・理系と政治について 

2009年09月15日 | 政治経済(日本)
 前の記事のコメント欄の議論が盛り上がりました。少し加筆いたします。「理系」の鳩山=菅体制に期待する私の論点に対しては、迎秀昌さんから、イギリスのサッチャーも理系(物理ではなく化学専門です)、ドイツのメルケルも理系(彼女は物理学者)という指摘をいただきました。この二人の事例を持ち出すまでもなく、確かに、「理系だから期待できる」というわけではないですね。  保守党のサッチャー首相に関しては、強い意 . . . 本文を読む
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日本史上初の理系主導内閣の意義

2009年09月13日 | 政治経済(日本)
鳩山由紀夫と菅直人が理系人間であることの歴史的意義  次期首相の鳩山由紀夫は東大工学部卒、スタンフォード大学から経営工学の博士号を取得している博士首相だ。次期政権のナンバー2である副総理にして国家戦略局担当相の菅直人も東工大理学部の応用物理学科卒業の完全な理系人間である。いわば国のナンバー1とナンバー2が理系人間なのだ。これは日本の歴史始まって以来の快挙であり、画期的なことだ。  この歴史的意義 . . . 本文を読む
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ジョセフ・ナイとの仮想問答 ―鳩山論文をめぐって―

2009年09月11日 | 脱米
 NYタイムスの例の『Voice』鳩山論文の(一部)の転載事件のあと、「民主党政権で日米関係が損なわれたら大変だ~」といった、日本のマスコミによる「常軌を逸した」としか言いようのない報道が続きました。ヤレヤレ。  アメリカが珍しく日本の政治家の論壇記事など大きく取り上げて、日本の動向を気にして騒いでくれているのだから、我々は大いに喜ぶべきでしょう。それに、鳩山さんの論文、すごく良いことが書いてあり . . . 本文を読む
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マスコミが隠す論点を争点化するために

2009年09月05日 | マスコミ問題
 半月ほど前になるが、イギリス人でありながら、一貫して小泉=竹中構造改革に反対し、日本型経営を擁護してきた異色の学者、ロナルド・ドーア氏が、『東京新聞』(8月16日)の「時代を読む」というコラムで面白いことを書いておられたので紹介したい。ドーア氏の主張は『誰のための会社にするか』(岩波新書)などに書かれているように一貫して明確である。日本が安定した社会を取り戻すためには、小泉改革によって強力に推し . . . 本文を読む
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