江戸時代から身分・財産・性別に関係のない「入札(いれふだ)制」(=普通選挙)を唱えていた人物がいたという事実は、日本人として記憶すべきと思われます。もしかしたら慶応年間に達成されていたかも知れない男女普通選挙。赤松小三郎が暗殺されてから、実際に実現されるまで78年間の月日を費やしたということは肝に命じるべきでしょう。赤松小三郎の内弟子の中には新選組の隊士もいたと、暗殺者の中村半次郎の日記に記されています。つまり、小三郎の唱える議会制民主主義の理念に共鳴していた新選組の隊士もいたということなのです。しかし、いまだに新選組の誰が小三郎の内弟子だったのか特定されていません。新選組が復活したことに、あの世の小三郎も喜んでいるかも知れません。
. . . 本文を読む
最新記事
カテゴリー
- 政治経済(日本)(113)
- 政治経済(国際)(68)
- 長州史観から日本を取り戻す(55)
- 自由貿易批判(51)
- 新古典派経済学批判(26)
- 利益相反 その傾向と対策(7)
- エコロジカル・ニューディール政策(40)
- 東アジア共同体(13)
- 震災関連(8)
- 脱米(12)
- 治水と緑のダム(84)
- 八ッ場ダム裁判(17)
- 利根川・江戸川有識者会議(20)
- 世界の森林問題(14)
- 温暖化問題(8)
- 中国山村報告(17)
- 自分の研究のことなど(23)
- 学問・研究(10)
- 歴史(42)
- 赤松小三郎(51)
- 松平忠固(11)
- 廃県置藩(2)
- 真田戦記 その深層(64)
- 運動論(13)
- Stop! TPP(21)
- マスコミ問題(13)
- Stop! 舛添(8)
- 郵政民営化問題(12)
- 教育(23)
- 時事問題(19)
- その他(16)