『天に意志がある。
としか、この若者の場合、おもえない。
天が、この国の歴史の混乱を収拾するためにこの若者を地上にくだし、その使命がおわったとき惜しげもなく天へ召しかえした。
この夜、京の天は雨気が満ち、星がない。
しかし、時代は旋回している。若者はその歴史の扉をその手で押し、そして未来へ押しあけた。』
この文章で、何人のひとが、号泣したことでしょう。
今一度、読み返しても、涙が出ます。
司馬遼太郎さんの《竜馬がゆく》の結びです。
この本で、坂本竜馬さんのファンになりました。
竜馬さんの故郷に行ってみたい。
高知の桂浜を歩いたのは、二十歳の夏。
遠い目・・・・・・。
しばし、感傷・・・・・・。
読み漁りましたよ。
竜馬さんに関する本。
「竜馬伝」は、まだです。
ΝНКの大河ドラマは、見ています。
ん~。どうですか。
今後に~期待。
今日、1月21日は、竜馬さんの功績。
『薩長同盟』が成立した日
で、記念日名は、【ライバルが手を結ぶ日】と、いうのだそうです。
・・・・・1866(慶応2)年、長州の木戸孝允、薩摩の西郷隆盛らが土佐の坂本竜馬らの仲介で京都で会見し、
倒幕のためにライバル同士が薩長同盟(薩長連合)を結びました。
追記1
1968年、大河ドラマ『竜馬がゆく』です。
坂本竜馬役は、北大路欣也さん。必見です。↓
6作目 竜馬がゆく 第16話 脱藩 2
追記2
竜馬さんが残した有名な言葉です。
「人はことを為すためにこの世に生まれて来た。しかし、こんな時代だ。志を果たせないまま死ぬこともあるだろう。それは、道端のどぶの中かもしれない。だが、少なくとも 前のめりの姿で死んで行こう。」