後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

上には上が

2008年01月25日 | Weblog
琵琶湖特産の魚の話ついでに
こっそりと絶品の魚〈?〉をご紹介する

琵琶湖は以前にも書いたが
世界で第3番目である
何が?
大陸移動で海底がエベレストになるような
地球の大変動にもかかわらず
海水と混ざらずに淡水湖として生き続けた長さである
従って動植物に固有種が多い

といっても、不思議おじさんが子供のころに
にわかに激増した農薬によって
そのほとんどは絶滅してしまった
不思議おじさんの農薬嫌いは徹底している
おかげで、徳島の小さな畑は無残な収穫である

さてさて琵琶湖の旨いものベストワンは
いう必要もないだろうが鮒寿しである
その複雑な味は、どんなに高級なブルーチーズの
おそらくは100倍の繊細さを持つ
一言で言うなら、 比較にならない

次は氷魚
そしてウナギではなかろうか
静岡のうなぎは形は一緒だが
とてもウナギとは言える代物ではない
琵琶湖のウナギを食べてから
それでも自信があるならウナギと言ってほしい

珍品はナマズである
不思議おじさんの家では
小さな池を2つほど持っていた
水の入り口を塞ぎ、
木桶やバケツの両端に縄を結わえて
兄と二人で池の水を掻い出す
さまざまな小魚が獲れた
ほとんど水が無くなったころ
池の周囲を囲った竹組みから
次々とナマズが這い出る

母はナマズを他の小魚とともに
梅干しを入れて醤油で炊いた
箸で解すと真っ白な身が目に染みいる

そういえば、東京は新大久保にナマズ専門店がある
この店には秋篠宮が妃紀子さんと共に
婚前に食事デートした場所とのこと
〈紀子さんの旧姓は不思議おじさんと同じだが
 どうも親せき筋ではないようだ
この店ではナマズのフルコースを出してくれるが
仕方のないことだが、どれも
小さいころに食べた醤油炊きのナマズには及ばなかった

いずれにせよ
琵琶湖のウナギは最高峰
求めて確かめられることをお勧めする


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