後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

天網恢恢疎にして漏らさず

2012年10月15日 | Weblog

黒メダカのためにまた水槽を増やした
メダカの水槽は3つになった
求めた水連に卵が付着していたのだろう
味噌鉢に黒メダカが生まれた
そして約半年
冬を前にして屋内に収容した

結婚して団地暮らしで
すぐに金魚を飼い始めたが
40年以上前からの付き合いの
金魚屋のおやじがまだ健在だ
一匹だけでは寂しいので
10匹を買い求めて同居させた


ホトトギスが一輪咲いた


秀名菊(貴船菊)も一輪咲いた

押し戻しようも無く
秋は確実にやってきている

「天網恢恢疎にして漏らさず」
今の職場に来て
この諺を何度周囲に申し上げたことか

つまり 「理不尽だ!」 と思う人が
今の職場には一杯居るということ

取りあえずは慰めるしかないので
ついつい言ってしまう

過去の歴史の中で正義を貫きながら
酷薄な運命に翻弄された人間
逆に悪の限りをなしながら現世では
ぬくぬくと生を全うする人間を
老子はその大著「史記」の中で描き出し
「天道是(ぜ)か非か」という言葉で
読者に問いかけているとのこと
不思議おじさんは原著を読んでいないが
老子が慨嘆するのも肯ける気がする

大学教員には優れた人が多い
それは知の追求に真摯に向き合う人が
自ずと醸し出す人間の尊い姿だ
もちろん不思議おじさんの職場にもいらっしゃる
大学時代からの友人である某大学の教授をはじめ
研究者であるとともに熱心な教育者も少なくない

しかしそうではない教員が居るのも事実で
ついつい不思議おじさんは激昂するのである

不思議おじさんと不思議な縁で結ばれた
ある在日韓国人の大先生
歴史に翻弄され、本来なら
韓国語学の大先生になっておられたはず
韓国を代表する詩人・思想家である金芝河氏
来日された時の通訳の大半を任せられ
著書の翻訳を毎日新聞社から出版されている
御自身の著書も韓日で出版されている

その大先生が名誉棄損の裁判を起こされた
相手は選挙で選ばれたソウル市の区長
詳細は日刊スポーツの記事を参照願いたい
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20121011-1031206.html

また不思議おじさんと大先生の関係は
2000年の毎日新聞記事などに掲載されている
下記のアドレスでどうぞ
http://www.nurs.or.jp/~kbj/

「悪」はいつか成敗される
月光仮面 鞍馬天狗…正義の味方

本当に「悪」は成敗されるの?

ぜひともそうあってほしいが…
多分、天が張り巡らした網は
相当に疎であることは疑いようがない

どうぞ漏らさないように
天にお願いするしかない

こんな薔薇も不思議おじさんの庭にはある
あまり世話が行き届かないので
ときどきしか咲かない

世話を疎にしてもらっては困ると
この花は言っているのだろうか

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