後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

白の続き

2011年02月14日 | Weblog
スクーリングと言って
早期入学者対象に
大学に来てもらって入学前教育を行っている

「白」について書いた翌日だった
例のN教授とその打ち合わせを行っているときに
「魂」という漢字から「魂魄」という言葉が話題になり
「白」が、頭蓋骨を示す言葉だと教わった
「白」が名前の一部である白川静氏の説だという
以下は引用である。
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この「白」は少し怖(こわ)い字です。「白骨化した頭蓋(ずがい)骨」の形なのす。白骨化しているので「しろい」意味となりました。また「伯」に「あに」の意味もありますが、これは中国の周の時代に兄弟を伯、仲、叔(しゅく)、季の順に呼んだことからです。「実力伯仲」の「伯仲」とは長兄と次兄の力があまり違わないことです。

 また「激」の字にも「白」があります。でも「激」の前に紹介したいと思います。「放」は木につるした死者を木の枝で打ち、死者の霊を刺激し、強くなった霊力で外からの悪霊(あくりょう)の追放を求める字です。
その「放」に木編を加えた「檄」は、木の枝で打つ死者に白骨化した頭蓋骨が加わった字。白骨化した頭蓋骨を打って刺激を与(あた)え、強化された霊力で悪霊の追放を求める字で、「もとめる」の意味になりました。
「激」には刺激して激しくなる意味がふくまれていますが、その激しさを「水」の様子に移して、水が激しく流れる意味の字が「激」です。後にすべての「はげしい」意味になったのです。
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実は不思議おじさんもこのところは
白川静教授の「文字講話」を寝る前にめくっている
人間が社会的な動物であり
漢字は社会的にしか存在できない人間の道具として生まれてきた
そう感じざるを得ない著書である 全4冊


なんと昼過ぎから雪が降り始め
3時過ぎには校門前が積雪10センチ
守衛さんも雪掻きである


メタセコイアも
後ろ歩き広場も
白銀の世界である
(なぜ銀が加わるのか?)

局長指示で5時前に帰宅命令が出た
普段の倍以上かかって
何とか自宅にたどり着いた
ふぅっーーーー






 

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