測れる。
ちゃんと、堀場が測定器具をだしているではないか。
PA-Kつー塩ビの容器だ(25K税抜き)リンクPDFっすから。
おおむねの仕様
検体容量:1000cc
形状:マリネリ容器風
測定時間:BG,検体各5min
検出限界:
BG100nSv/h時 「土」約100Bq/Kg
「玄米」約200Bq/Kg
BG20nSv/h時 「土」約75Bq/Kg
「玄米」約100Bq/Kg
ここから、逆算してみよう。
「土」の見かけ比重は約1.0
「玄米」の見かけ比重は約0.8
すると、「土」の場合、検体が1Kgあることになり、測定値=Bq/Kgですな。
BG20nSv/h時を見ると、「土」約75Bq/Kg,「玄米」約100Bq/Kgだから、
見かけ比重ともだいたい合う。
(だいたいなのは、たぶん数字を丸めているからだ)
次に、5min測定した場合の、検出限界を出す。
BG20nSv/h時、測定時間:BG,検体各5minで、3σ法(式等、前回記した)で計算すると、
ND=3/2〔3/(5+5) + √{(3/5+5)*(3/5+5) + 2*20nSv/h(1/5+1/5)}〕
=6.5nSv/h
となる。
試しに、検体の測定平均値が、BG20nSv/h+6.5nSv/h=26.5nSv/hとした場合の、
BG,検体の標準誤差の計算やら、検定やらをしてみる。
BG
n : 5min
平均値 : 20nSv/h
標準誤差 : ±2.0nSv/h
検体
n : 5min
平均値 : 26.5nSv/h
標準誤差: ±2.3nSv/h
検定
差分値 : 6.5nSv/h
標準誤差σ: ±3.0nSv/h(68%信頼区間)有意差有り
2σ : ±6.0nSv/h(95%信頼区間)有意差有り
検出限界 : 6.5nSv/h 有意差有り
これが、75Bq/検体(Kg)だから、Cs-134,137の合計の、nSv/hの「PA-Kの位置関係における」係数は、
75Bq / 6.5nSv/h=11.5Bq/nSv/h
となる。
PA-1000は1nSv/h=2.9cpmだから、
11.5Bq/nSv/h / 2.9cpm/nSv/h=3.965Bq/cpm
≒4.0Bq/cpm
である。
すなわち、次回に計算する、PA-1000の「測定時の位置関係における」Cs-134,137係数は
4.0Bq/cpm 程度のはずで(Cs-134がどんどん崩壊するからややこしいんだが)、
検体V字配置で4.0Bq/cpmでこぼこの係数であれば、おおむね正しいことになる。
さーてと、次回そーだいな推定計算すっからな。
じゃあまたね。
ちゃんと、堀場が測定器具をだしているではないか。
PA-Kつー塩ビの容器だ(25K税抜き)リンクPDFっすから。
おおむねの仕様
検体容量:1000cc
形状:マリネリ容器風
測定時間:BG,検体各5min
検出限界:
BG100nSv/h時 「土」約100Bq/Kg
「玄米」約200Bq/Kg
BG20nSv/h時 「土」約75Bq/Kg
「玄米」約100Bq/Kg
ここから、逆算してみよう。
「土」の見かけ比重は約1.0
「玄米」の見かけ比重は約0.8
すると、「土」の場合、検体が1Kgあることになり、測定値=Bq/Kgですな。
BG20nSv/h時を見ると、「土」約75Bq/Kg,「玄米」約100Bq/Kgだから、
見かけ比重ともだいたい合う。
(だいたいなのは、たぶん数字を丸めているからだ)
次に、5min測定した場合の、検出限界を出す。
BG20nSv/h時、測定時間:BG,検体各5minで、3σ法(式等、前回記した)で計算すると、
ND=3/2〔3/(5+5) + √{(3/5+5)*(3/5+5) + 2*20nSv/h(1/5+1/5)}〕
=6.5nSv/h
となる。
試しに、検体の測定平均値が、BG20nSv/h+6.5nSv/h=26.5nSv/hとした場合の、
BG,検体の標準誤差の計算やら、検定やらをしてみる。
BG
n : 5min
平均値 : 20nSv/h
標準誤差 : ±2.0nSv/h
検体
n : 5min
平均値 : 26.5nSv/h
標準誤差: ±2.3nSv/h
検定
差分値 : 6.5nSv/h
標準誤差σ: ±3.0nSv/h(68%信頼区間)有意差有り
2σ : ±6.0nSv/h(95%信頼区間)有意差有り
検出限界 : 6.5nSv/h 有意差有り
これが、75Bq/検体(Kg)だから、Cs-134,137の合計の、nSv/hの「PA-Kの位置関係における」係数は、
75Bq / 6.5nSv/h=11.5Bq/nSv/h
となる。
PA-1000は1nSv/h=2.9cpmだから、
11.5Bq/nSv/h / 2.9cpm/nSv/h=3.965Bq/cpm
≒4.0Bq/cpm
である。
すなわち、次回に計算する、PA-1000の「測定時の位置関係における」Cs-134,137係数は
4.0Bq/cpm 程度のはずで(Cs-134がどんどん崩壊するからややこしいんだが)、
検体V字配置で4.0Bq/cpmでこぼこの係数であれば、おおむね正しいことになる。
さーてと、次回そーだいな推定計算すっからな。
じゃあまたね。