らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

機銃弾

2009年10月08日 | 身辺
母の郷は農家だ。
2キロほど離れたところに、帝国陸軍の飛行場があった。


戦後数年して、裏庭の樫の木2本を製材所に売った。
製材所で木を鋸にかけると、切り刃が金属に当たった。
中から機銃弾が出てきた。

その弾を、製材所の方が大切にとっておいた。
過日、叔父がそれを見せてもらった。
大人の人差し指程度の大きさで、中央に鋸刃のあとがあったそうだ。

母たち一家は、
自分の家が憎きグラマンに機銃掃射されていたことに、まったく気づかなかったという。
コメント (2)
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