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らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

錦の舞衣

2010年02月21日 | 落語
喬太郎師2005年のネタおろしのときに、会場にいたんだ。
だが、座席が遠くて細かい仕草とか眼のくばりが見えない。
殺気が数メートル立ち昇るのは、見た。

んで、いつかはよい席でとおもったのだが、そう簡単にかけられる噺ではないし。

4年半後の昨日実現しました、しかも最前列しかも地元という好条件。

意外に(上)が怖かったなあ。
巻き込まれる不条理感か。

(下)が恐ろしいのは云うまでもあるまい。



さて、今夕は再度で最後の「筒井康隆 筒井康隆を読む」である。
35年目にして初めて会え、これぎりという。
楽しんでくるよ。
コメント (6)
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上がる

2009年10月23日 | 落語
師匠に稽古をつけてもらい、
高座にかけてもよい、となった噺を「上がった」という。

最終の稽古を「上げの稽古」などともいう。


おれに関しては、1つ「上がって」いる、はずだ。

実際には「上がった」のではなく
高座で「アガッタ」のだが。
(← この写真だ)
以降、さらってはいるが、かけてはいない。
素人なので当然といえる。


んでだね。
この噺、師匠の一番弟子の師匠(真打になった弟子)が、
いまだに「上がってない」のだよなー。

理由は、おそらく、おれにはよくわかる。
与太郎噺だからだ。
お稽古のときに師匠に云われた。
「与太郎は馬鹿なんです」と。

演じるときは、その人物の了見になる、
「肚(はら)」を入れるのだが。
馬鹿の「肚」に、なりきれないのではないか。

おれは、最終的には「万事にのんびりしたヒト」を想定し、
肚をいれ、たつもりでやった。
馬鹿は、できなかったのだ。
これ素人だから許されるのであってね。

肚にいれてごらんなさい。
馬鹿でハタチのオトナで邪気のない「与太郎」を。
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師弟

2009年10月22日 | 落語
数年前、川柳師が本を出したとき。

一刻も早く読みたかったので、ネット本屋で買ったんだよね。
アタリマエだが、サインはないの。

んで、ちょっとしたら寄席の売店でサイン本を売っていたのだ。
師は、まくらで本の宣伝をするようになり、
(いまでもやっている! 文庫になるというウワサもある)
「そこの売店でサインしたの売ってるからさー」などと云うのだ。

サイン、欲しいじゃんかよ。


これは「出待ち」だな。
一回目は、師の出てくるのが早すぎて追いつかず、失敗。


二度目。
師が下がった直後に楽屋口付近に行って待つ。
キタ。

おれ、師匠方に個人的に話しかけるのが、初めてだったのだ。
ガクブル
「川柳師匠。あのもしよろしければ御著書にサインをいただきたいのですが…」
「あっ。そう。あのね、バスの時間があるから。
バス停でね、してあげましょう。
(もぎりに)ちょいと出てきますよ」

その口調、呼吸。
川柳師の師匠、六代目圓生師そっくりだ。

高座では、軍歌を歌うおじいちゃんだが。
師弟というのは、すごいもんだ。


サインだが、バス停にすぐバスが来てしまい、
「楽屋に預けておいて、しておくから」
というわけで、楽屋に預けておき、
翌日の夜、取りに行った。
師には焼酎、寄席にはお菓子をもって。

    
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テング記念日

2009年02月16日 | 落語
キョン師が出るというので、とある会にいった。

「ナカハイリ」前(後ろに座っていた少年が「仲入り」をそう云ってた)、
の三席、いずれも知らないヒトなんだよね。

脳内芸人名鑑をひもといても、えーっとって感じなのだ。

キョン師が上がって「おれプロだから」といったから、テング記念日となったのだ。
どおりで、素人離れしているのに、本職とは言いがたい感じだった。

地下鉄のマクラをたっぷり振って
「止めないよ。
だってさ、プログラム見たら持ち時間60分って書いてあるんだもん」
だそうで。

噺は「竹の水仙」でございました。
「ばかーーーー」ってとこが、好きだなあ。

これで800円は安い。
黒門亭なみだ。
コメント (2)
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落語会

2009年02月02日 | 落語
第二回も無事に終了。

エスベー-600,900コンビも仲良くコマンドされ、
天井は薩摩のウズラモクに向けて発光してくれましたとさ。
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親子会

2008年10月27日 | 落語
あらかじめお約束の上、楽屋口で「出待ち」ってーのはあった。

楽屋突入は初の敢行だ。

まー、こっちがキンチョーしているだけで、
師匠方は、にこやかに迎えてくださったのだが。



師弟対談、よかったなあ。

妾馬、とても包容力のある演じ方で、
あれは「エール」なのだと、勝手に感じました。


師弟の「弟」が上がって一言「あってはならないことで…」と。
出囃子の太鼓を、下がってくる弟弟子と交代で叩こうと思ったら
師匠が「いいよ。おれがやるよ」と、叩いてくださったとのだとか。

うぅ、恐れ多いが、おれが高座に上がったときも、師匠の太鼓だった。
入れ替わりで師匠が上がるのだが、ご自身で太鼓を叩いていた。
なんということだ。
土下座もののご好意なのだと、あらためて感謝感激だ。
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すずもと☆さんせっと

2008年08月15日 | 落語
午後5時ノ上野広小路 寄席幟ヲ染メテ行ク
一番太鼓ノ誘惑 アブラノノッタ トコロヲ 高座ニ
アゲマス アゲマス アゲマス
コレガ すずもと★さんせっと!
すずもと★さんせっと!
一度聴イタラタラ モウ帰レナイ


小ゾウノ 二番太鼓!
カキ鳴ラセ 三味線!
喋レレレレオ!
今夏開演!
御来場 オ待チ申シ上ゲマス
TU・TU ぱんふ アゲマス


粗忽ノタタキ 不動坊ノ刺身 鰻ノ幇間ノ酢ノモノ
チョイト新作ノヒトニハ はんデキ 涙雨フラセル
ザザザト ザザザト ザザザト
ココハ すずもと★さんせっと!
すずもと★さんせっと!
サアサ ドウデス ネエ オ兄サン・・・
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ギダオ

2008年03月16日 | 落語
店子たちは、
旦那の下手な ギダオ が聞きたくないから妙な言い訳をしてるのだし、

豊竹屋さんは、デタラメな ギダオ を一日中語っているし、

おとうさんが、
ギダオ のお稽古を下で始めたので、
ジャズ息子が2階でジャムセッションをして対抗しようと、

しているのだなあ。
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寄席入門その二

2008年01月07日 | 落語
「待ってました!」

芸人が上がったときに、掛け声をかけてもよいのかという問題がある。

基本的には、かけてよい。
「 『待ってました! 』 と云われて、悪い気がする芸人はいません」という証言もある。

まあ、浅い出番のときには、かけないほうがよいだろうけども。
(より後に上がるひとがエライ。
 その出番を「深いところ」などという。早い時刻は「浅いところ」ね)


また、以下のことにも注意が必要である。

・下がるときには、かけない。 (あたりまえだが)

・タイミングをはずすな。 (おじぎが終わってからは、ちょいと様子が悪い)

・「たっぷり!」はやめたほうがよい。
 寄席などでは持ち時間が決まっているので、「たっぷり」できないし、
 まれにたっぷりやってしまうと、後の人が迷惑する。

・「○○! (ネタの名)」と、ネタの要求はやめたほうがよい。
 「ネタがつく」といって、
 前の人がやったネタや、類似したネタはやらないというキマリがある。
 だから、要求されたネタができないことが多いので、云われたほうは困ってしまう。
 また後に上がる師匠が、あるネタをやろうとしているときは、
 それにつくネタを遠慮するということもあるし。
 (なお寄席の番組は、「誰が出るか」が決まっているだけで、「何をやるか」は決まっていない)

・代演のときには、声をかけない。
 寄席では本来のプログラムどおりに番組が進行することはマレであり、代演はアタリマエである。
 で、基本的には代演者に声をかけないほうがよい。

 特に「代バネ(トリの師匠が代演になること)」のときには、声をかけない。
 もしA師匠の代バネにB師匠が上がるとしよう。
 そのB師匠に「待ってました」と声をかけると、
 A師匠を「待っていなかった」ことになってしまう。
 これはA師匠に対して失礼であるし、B師匠も困ってしまうからね。
 そのときは、いっぱい拍手をしよう。
 (実際、代バネの師匠を目当てでいくこともある。
  なお、「本日の番組」は各寄席のサイトで公開しているから、代演も事前にチェックできるよ) 


つーか説明してみると、ケッコウ難しいね。
上記にも例外が多数あるしなあ。
まあ、そのうちに慣れるよ。
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寄席入門その一

2008年01月03日 | 落語
客電が落ちない

これが最大の特徴ではないか。
ふつう公演では、客席を暗くして舞台に集中させるものだ。
寄席では、客席は明るいままである。
落語は客の目が見えないと、すごくやりずらいのです。
うそだと思ったら、やってごらんなさい。
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