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らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

でんき針

2006年04月11日 | 身体
ついにきた。

「○○さん、針にでんきかけますかあー」

ほら、よくあるでしょう。
鍼の先で、お灸のもぐさが煙を出してたり、
なにやら、電線がつながってて、でんき入ってたり。
あれ、やってみたかったのよ。

「でんきっていってもおー、そんなにじゃあなくってえ。
ちょっと、こつこつって、するくらいなんですよお」

でんきの器械は、弁当箱の親方みたいなやつ。
それに、ボリュームつまみみたいのが付いてて、
そこから、赤や緑の電線がいっぱいはえてるのよ。
一言でいうと「あやしい」かんじなんだよね。

「じゃあ、右の腰からでんきはいりますねえ」

こつこつこつこつ。
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春がきた

2006年04月02日 | 身体
山にも、里にも、野にもきたし、
「やわらか方面」にもきたぞ。(過去の記事参照)

さて、ここでいわゆる「やわらか問題」
つまり「痔」について、ことの経緯を説明する。


・数年前にウイルス性の腸炎に罹り、ひどく下痢が続いた。
 そのときに「切れ痔」が初めて発症した。
 肛門出口付近が切れて、痛みと若干の出血があった。
 このときは、腸炎の治癒とともに、症状がおさまった。

・二年ほど前に下痢をしたさいに、「切れ痔」が再発。
 以降市販薬で症状を、いわばごまかしてきた。
 つまり 痔持ち になったわけね。

・本年一月四日に肛門出口の後ろ側に、ふくらみを自覚。
 と共に、38.0℃の発熱および全身倦怠感。
 このときは、両者に因果関係があるとはおもわず、
 「感冒」の対応をした。(呼吸器症状はなかったのに)

・一月六日ころ、前記ふくらみの一部が切れて、排膿する。
 ここで、体温も平常値になった。
 じつは、排膿したために熱が下がったのだが、そうとは気づかなかった。

・以降、ふくらみの傷が痛み出した。
 ウォシュレットのお湯が当っただけで、痛みが全身を貫く。
 またも市販薬にたよる。

・一月末いっこうに症状が改善しない(痛いし、ふくらんでるし)ので、
 通りかかった「肛門科(その他五目)」の医院を受診。
 そこで「痔ろう」と診断される。
 帰宅して検索かけてびっくり。
 絶対手術適応じゃんかよ。
 じやあ、さっきの 「薬で様子をみて」 はなんなのか。
 第一、入院設備がないのに、どうやって治療するんだ。

・思いあぐねて、かかりつけの先生(内科医)に相談。
 大学病院を紹介される。

・二月はじめ、入院、手術覚悟で大学病院を受診。
 そこで「肛門周囲膿瘍 こうもんしゅういのうよう」と診断された。


解説

「痔」には切れたり腫れたりする、比較的おとなしいタイプ(でもすごく痛いよ)の
「切れ痔」と「イボ痔」系統と、
「膿」がたまる、おそろしいタイプ(やっぱ ものすごく痛いよ)の
「痔ろう」と「肛門周囲膿瘍」の系統がある。

「痔ろう」と「肛門周囲膿瘍」はどこが違うかというと、
「痔ろう」は膿の袋から直腸の内部に「穴」がつながってしまっているのに対し、
「肛門周囲膿瘍」は膿の袋から直腸の内部には「つながっていない」のだ。
また「痔ろう」は「絶対手術適応(薬で治らない)」であるのに対し、
「肛門周囲膿瘍」は「薬物療法」が可能(だめなら手術だが容易)なのだ。
つまり、この二つの病気は厳格に区別されるべきであり、
それは、触診および肛門鏡による診察でわかる。

しかるに、初診の五目の医師は、排膿を行っただけで、
触診をしていないし(あーゆーのは触診とはいわない)、肛門鏡も用いていない。
ようは、「誤診」されたのね。  くそくそ。(しゃれじゃないよ)


・さて、この大学病院の先生は
 この手の症状は薬が効くとこ(症例多数)を説明。
 抗生物質および消炎剤を一週間分処方。
 二週間目は薬なしで経過観察。
 
・二月中旬 十四日後に再度受診。
 回復傾向にあり。
 消炎剤のみ二週間処方。

・三月初旬 十四日後に三度目の受診。
 ここで「痔ろう」の除外診断を慎重に行ったうえ、
「このまま保存的に、つまり薬などを用いないで治療しましょう。
 こういうのを 保存療法 というんだけどね。
 清潔を保っていれば、一ヶ月くらいで治るとおもうよ。
 もし、一ヶ月たってなお治癒してなければ、またいらっしゃい」
 との、うれしいお見立て。

・四月初旬 そして約1ヶ月の現在。
 症状はほぼなくなったのだ。 
 やたやた。
 ウォシュレットも、「おしりモード」がぼちぼち使えるぞ。


とまあ、こーゆーことなわけよ。
えー、関係各位にご心配をおかけいたしました。
ここに伏して御礼申し上げます。


最後に 教訓

・切れ痔イボ痔の初期に受診。
・医師選びが肝心。

そして
・みんなに話せ。必ず経験者がいるぞ。
コメント (4)
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雀琢

2006年03月20日 | 身体
「あれ、雀琢ってゆうんだけどね。
あのとき、針がぎしぎし言ってたでしょう」

「じゃくたく」と読む。
刺した針に微小な振動を加える様が、
すずめが餌をついばむ姿に似ているからだそうだ。

ずずーんとくるんだよね。


あの針ってけっこう長いって知ってた?
首周りで「寸六」ってんだから、えっと約5センチか。
腰のあたりは「二寸」もあるのよ。
根元まで入っちゃうんだってさ。

「必殺仕掛人」で緒方拳さん扮する、
鍼医 藤枝梅安 が針を武器にしてたけど、
まんざら、嘘じゃあないぞ。
きっと。
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でんきはいりまーす

2006年02月23日 | 身体
肩こり自慢である。

解消手段で現在用いているのは針だ。
で、今いってるところは、熊田曜子似のお姉さんが、針打ってくれるんだよね。ウフッ。

だいたい20畳くらいの部屋にベッドやら器械やらがおいてあり、
施術師が男女合わせて6名ほどいる。
くる患者くる患者、また実に元気そうなのがうれしい。

まず「でんきはいりまーす」でベッドに寝かされてでんきが入る。
たぶん低周波治療器なんだとおもうが、ここでは一貫してでんきである。
つぎに「ローラーいきまーす」でろーらーである。
ベッド式の大型電気あんま機なのだが、あくまでローラーだ。

さてお待ちかねの「マッサージいきまーす」である。
手技の具合がなかなかよろしい。
このとき、針を所望する旨を伝えておく。

いよいよ熊田陽子似のお姉さんの針の開始だ。
「じゃあ○○さん、はりうちますね~」
主に首すじと腰に打ってもらう。都合十数本かな。
ときに、お姉さんのきまぐれで
「○○さん、かたもこってないですかあ。じゃあ、かたもうっときますね~」
で、肩にサービス針が打たれることがあり、ますます上機嫌である。

のち「あたためまーす」で、たぶん赤外線80Wを首すじに当ててコースの終了だ。

「おだいじにしてくださあい」に見送られて、またウフッ。


約一時間のゆるいひととき。
お安い道楽だなあ。
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やわらかさん

2006年02月20日 | 身体
我が同志よ。
ボラギやプ○ザなどと云われ、肩身の狭いおもいをしている同志よ。
今こそ団結しようではないか。
お薬の宣伝は堂々としているのに、このうすらサビシサはなんだ。


原因はやはりネーミングではないか。
漢字で「痔」、ひらがなで「じ」
ひ○や大黒堂にいたっては「ぢ」では、同情もされにくいであろう。

TOTOのウォシュレットには二つの洗浄モードがあり、
「おしり」と「やわらか」の名がつけられている。
わざわざ「やわらか」ボタンがあるということは、
「やわらか」モードを使う必要がある人が、たくさんいるということだ。

そこで「やわらかさん」の名称を提案する。

診療科名も「肛門科」という愛情のカケラもないものから、
「やわらかクリニック」としよう。
これが初診のハードルを下げ、もって同志を初期のうちに救うことになるだろう。

さあ、「やわらかさん」同志よ。
雄雄しく立ち上がろうではないか。
痛みをかばいつつ。
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