純情検査・当日放流編

当日の午前にも シレン が待っている。

なんと、
点滴の親方みたいなビニール袋に、１００グラムの 「 粉 」 が入っていて、
これを、 １８００ｃｃ の水で溶く。
これを２時間かけて飲みつつ、５時間かけて 放流する 。

これは下剤ってゆーより、洗浄剤でげしょう。

セイコン尽き果てること請け合いである。

こののち病院で、 「 はずかしい 」 検査が、待っているのだ。

純情検査・前日準備編

検査食 ＆ 下剤 （ 小瓶 および 1.8立大容量タイプ ） なのだ。

前日はこの 検査食セット のみを食す。
他は、水だけ。

このセットが情けないメニューであり、
・朝食　　レトルトのおかゆ、粉末即席味噌汁、梅ふりかけ
・昼食　　カロリーバー （ ビスケット ） 、ゼリー、紅茶飲料 （ 実は 午○の紅茶 ）
・間食　　粉末オレンジ飲料 （ ほほいのほい ）、クッキー（ ２かけ ）、あめ湯 （ がっくり ）
・夕食　　ポタージュスープ （ の素！）
だとさ。
都合たったの 1052Kcal である。

この夕食後に、小瓶の下剤を200mlの水に入れて飲む。
（ これ、ガンコな便秘の人の１０日分なんですけど… ）

俺、下剤なんか飲んだことないぞ！！

さーこの後、たいへんなことがおこるんですよー。

熱かったんだよ！

「 初お灸 」 の感想が、これだ。

なに、皮膚まで焼いてないくせに。
大げさなやつだよ、まったく。

鍼灸医に問うてみたら、
俺に施術した灸の 「 ３分の１ 」 位の熱さだとさ。

ヨワムシ。

お熱

・７番の歯を抜いた

・化膿予防のため、抗生物質を服用した

・その副作用で下痢になった

・歯無し と 下痢 のＷ攻撃で、ろくなものが食えんかった

・この頃、寒いよね

・布団はすでに 「春用」 にしてあった

・６番の歯も治療が始まった

・やっぱ、ろくなものが食えん

・寄席行きで 「聖者さんりんぼう君」 にあう

・PCの調子が悪く、SE氏に来てもらう

・俺も、PCにエサをくれねばならん

・夕べは寒かったなあ


結果

・お熱が出た（少し）

４で割って

「 どーしますか。 次のボトル？」

「 いやー、いっちゃいましょうよ！！」

「 量的に、やばくないすかね 」

「 これ 四合びん でしょ。
　４割る４は １ ですよ 」


戦果　

轟沈　　１
大破　　２
中破　　１

五連発の旦那

内容は、報復が恐ろしいので書けない。

タイトルで、察してください。

ほわーっと

「あの、こないだの でんき鍼 で、 正義の味方 になっちゃんたんですけど」
「えー、そーなんですかぁ。 じゃあ 今日はもとに戻しておきますね 」

「○○さん、脱いだら 声をかけてくださいね」
「しゃわー（カーテンの閉まる音）」

「あの…。お願いします」
「あらっ、もー パンツ一枚 になっちゃって。
　これも 下ろしちゃうぞ！　えいっ」
「あぁっ」
「じゃあ鍼のほう、いきます ね」
「お願いします」

「とんとん、つつつつっー（鍼が身体内部に侵入してくるようす）」
「うぅ。あぁ」

「じゃあ、でんきかけますね。 これくらいでどーですか」
「はい、きました。（は、いいが、良心回路のでんきは……）」

「はい、これで少しおきますね。
　んでっ、ほわーっと 暖かくなるお灸をのせますネ♪
　どーですかー。 あったかい ですかー」
「はーい♪」


「はいどーですか、正義の味方は？」

「あぁ、いなくなったみたいです」

「うわーよかったぁ」

改造人間

俺は 「でんき」 によって改造されてしまった。

良心回路にも 「でんき」 が流れたので 「正義の味方」 になった。
だから、週１回程度は活躍しなければならぬ。

これ、めんどくさいなあ。
世間の 「正義の味方」 諸君はよくやっているよ。

「妖怪人間」 は 「迅速に人間になる」 ために、
悪者と戦っていたんだよね。

するとナニかい
「普通の人間」 は、正義の為の行動を毎週しなくてもいいんだな。



そうだ、曜子妹タソに 「でんき逆流」 をしてもらおう。

全身電気鍼改造人間状態になって、＋－を入れ替えればよいのだ。

そのココロは
曜子妹タソに針で刺されたい。

でんきだー

腰痛がとれん。

やけくそになり、
全身鍼療治を敢行。

療治台の上でパンツ１枚になり、
（ちゃんと 「勝負パンツ」 で鍼医に行ったのよ）
全身電気鍼人間　デンキダー　と化す。

なお施術は、熊田曜子似の妹タソ　美人∩独身　なのだ。

びくんびくんびくん、
と五分間。

あーらふしぎ、あら不思議。

痛みがほとんど軽快してしまったー。
曜子似の妹タソ　ありがとう ＆ 大好き　

俺のカラダは、

原子でできているのだ。

君のカラダはどうかね。