ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

セントレジス大阪再び

2010-11-05 | つれづれなるままに
          

大阪滞在記の続きです。
今回大阪には三泊、先日試泊したセントレジス大阪に泊りました。
冒頭写真は別にエリス中尉の美脚自慢でも何でもなく、泊まった部屋のクローゼットです。
奥の壁全面が鏡張りでそれに向かってシャッターを押しています。
ここの客室の特徴なんですが、全体面積の割にクローゼットルームの占めるそれが広く、だからこそ部屋がきれいに使えるんですよね。

ついでに言えば、写真で着用のパーカと、皮スカートはシャネルです。
でも、下に着ているシャツは無印良品です(藁)
衣服の提供は受けておらず、ギャラも受け取ってはいません。
「議員活動の報告」とは申告しておりません。
事務方との証言の整合性は取れております。

と、さりげなくれん4の悪口を無理やりはさみつつ、セントレジスステイについて今日は少しご報告。
今回、実家の母が遊びに来たのですが、ホテルの周りでよそのおばさんがうろうろしていたので入り口を教えてあげたのですって。
「娘が泊ってるんです」と言ったら
「えええっ!ここ一泊7万円するって話ですよ!」
母、
「ええ!ほんとですか?知らなかったわー」

関西のおばちゃん二人路上で大盛り上がり。
関西のおばちゃんは通りすがりの人ともこうやって即座に盛り上がれる生き物です。
でもすみませんねえ、そんなに高くないんですよ。
もっとも、正攻法で取れば、それくらいする部屋もあるのかもしれませんが。
ホテルというのは、値段があってないようなものですから、まあ、いろいろあるんですよと言葉を濁す秋の夕暮れ。

TОは週末の一泊だけで、息子と二人の滞在です。
着いたらすぐ、ルームサービスを取りながら大きな画面で先日遊蹴館で買ったDVD、
「海上自衛隊幹部候補生 江田島の青春」
を観ました。
またこれに付いては色々書きますが、厳しい訓練の様子に、息子
「こんなとこ絶対無理!」
「行きたくねえ!」の連発。
うーむ、啓蒙と刷り込みを図ったが逆効果だったか・・・・。

次の日は、雨。
なんだかUSJって感じじゃないねー、と、一日ホテルの部屋で過ごしました。
先日パークハイアットで
「何もしない休日、リフレッシュしましたよ」
とあたかも真人間のようなことを言っていたような気がするが、リフレッシュというのは
単に自堕落な日頃の生活をホテルに移すということか
と思われた方、たまたまですよ、たまたま続いただけ。



この日一日のベッドの上の惨状。
ここで寝ころび、本を読み、ネットをし、テレビで映画を観て、息子は時々上で飛び跳ねる、でんぐり返しをする、ゲームをする・・・
という自堕落な一日を送ったらこんなになってしまいました。

そして、嬉しいことに、今回の滞在には毎朝朝食が付いているのです。
ここの朝ごはん、美味しいんですよ。
先日のパークハイアットと比べても、かなり上だと思います。
ちゃんと注文したスタイルで卵料理も付いてくるのです。
(パークハイアットは別注文)

白い物体は何か?と思われた方、これはホワイトオムレツです。
エリス中尉、黄身を使わないホワイトオムレツが大好物で、世界中どこへ行ってもこれをオーダーするのですが、日本ではこれをオーダーして「は?」と聞き返されないホテルほど「都会度が高い」と判断する基準となっています。
宮崎の某有名ホテルではウェイターはもちろんシェフも生まれてこの方聞いたこともなさそうでした。
ここのホワイトオムレツはふわふわですごく上手です。
もちろんウェイターも「はあ?」なんて言いません。
そして、クロワッサン。
前回試泊のときはあまりおいしいと思われなかったのですが、今回は何がどう変わったのか分かりませんが、やたら美味しく感じました。
バターの量も風味もサクサク度も合格。
八五点。
(褒めてるわりには厳しいっすね)

この朝食を食べるレストランは頼んでおけば和食も用意してくれます。
最後の日いただいてみました。(写真は撮り忘れ)
決してダダ辛くない焼き鮭、ダダ甘くない鰻巻き、上品な関西風味の野菜の炊いたの、和食もすごくお値打ちです。
和食を食べても、バッフェでフルーツやサラダも取れるところが嬉しいじゃないですか。
甘いパンが好きじゃないので、日頃デニッシュに決して手を出さないエリス中尉ですが、
TОの食べているリンゴのデニッシュを勧められて一口、
「おいしーい」
と感激。
おなかいっぱいで入らないので小さなタルトを手のひらに一つ隠し持って部屋に持って帰り後で食べました。  


それから前回はいませんでしたが、今回はバーに黒人弾き語りが入っていて、これがなかなかプロの目で見てもお上手でいらっしゃるんですね。
大阪もいろんな意味で洗練された大都会になってきたなあ、とセントレジスのコンセプトやテイストを味わってそう思いました。

ホテル評論家もできるほどホテルにうるさい我が家ですが、このホテルは今後方向性を間違えなければ独自路線を行くいいホテルになりそう、という感想。
なまじ大きなホテルでない方が、これからはホスピタリティの充実という観点からは有利な気がします。
頑張ってください。

帰りの新幹線では怪しい天気だったのですが、「ここから晴れ」の境界がはっきりわかる場所があったので写真を撮りました。
山に見えるけど、雲なんですよ。









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